どうも、きゃわ@icosoyamaです。歌のトレーニングを独学で10年以上続けています。
みなさんは、歌う時に声質を意識していますか?
歌う時の声質はめちゃくちゃ大事です。ぶっちゃけあまり歌が上手くなくても、声質さえ良ければ割と上手く聴こえてしまうんですよね。
声質の重要性について、これから深堀していきますね。
【体感】歌の上手さの8割は声質で決まる
上記は私の体感ですが、歌の上手さはほぼ声質で決まると思っています。
理由は割と簡単でして、結局聴き手の聴き心地の良い声じゃないと、聴き手が歌を評価する前に、前提条件として声質が悪いという情報が付け加えられてしまうんですよね。
上記の情報が前提条件に加えられてしまうと、聴き手は「音程やらリズム以前に、この人声質が悪くてあまり聴きたくないな」と思われてしまうのです。
言葉が悪いかもですが、生理的に嫌みたいな状態になってしまうので、声質が悪いというのは歌う上でめちゃくちゃ不利なのです。
音程が取れていても声質が悪いとマイナスです
なので、自分は声質が悪いから音程やリズムを完璧にするのではなくて、声質が悪いのであれば、まずは声質を改善しなければいけないのです。
過去の私は上記を完全に勘違いしていまして、自分は声質が悪いから高い声を出せるようにしようとか、何回も曲を聴き込んで音程を完璧にしようと思っていたのです。
ですが、声質が悪いのはそれだけでマイナス要素なのです。例えば受験であれば、苦手科目も他の科目でカバーできるかもですが、歌に関しては声質をカバーできるものは無いと思うのです。
声質と歌の上手さは比例する
なので、個人的に声質と歌の上手さは比例すると思っています。
要は声質が良ければ歌が上手いと認識されるのです。
もしかしたら上記の事実に納得できない人もいるかもですが、おそらく事実です。過去の私も納得できずに必死に高い声を出すための発声や、歌い方などを変えてみたのですが、結局声質が悪いとどれだけ歌の技術が優れていても、誰にも見向きされないんですよね。
その証拠に、プロの歌手や歌の動画を投稿している人って、歌の技術もすごいかもですが、それ以前に声質の良い人が多いですよね。
聴き手に聴かせられる声で歌うことが大事です
声質が良いとはどういうことかを説明していきたいと思います。
個人的には、聴き手が聴いていて違和感の無い声が、良い声質だと思います。
悪い例として、歌を聴いている時になんか違和感があるなとか、声質が悪くて何て言っているのか分からないなと思われると、その時点であまり歌が上手くない人として認定されてしまうんですよね。
違和感の無い声についてはこのあと説明していきますね。
聴かせられる声とは声の輪郭がはっきりしていることです
違和感の無い声とは、以下のような特徴を持っていると思います。
- 声が明瞭
- 発音が正確に聴きとれる
- しっかりと地声が響いている
個人的には地声の響きが結構重要かなと思っています。
しっかりと声帯を合わせて地声で歌えるようになると、その人本来の声が出せますし、自然と声が明瞭になるので発音が聞き取りやすくなるんですよね。
地声の出し方や鍛え方については以下の記事を参考に置いておきますね。
「地声で歌う3つのメリット」
「これができればプロの歌声に!?声帯閉鎖のやり方まとめ」
明瞭な声は耳にスッと入ってくる
プロの歌を聴いていると、とても聴き取りやすいですよね。
私は自分で録音して自分の歌を聴くこともあるのですが、プロの歌と比べると、どうしても自分の歌が聴き取りにくいし、声に迫力が無いんですよね。
現状私の課題でもあるのですが、プロの声質と比べるとまだまだ自分の声質は改善の余地があるなと思うのです。
こちらはYouTubeに投稿した最近歌ったものなのですが、やはり原曲と比べると少し声の密度が足りない気がするのです。
ただ昔の自分と比べるとかなり声質は良くなってきているので、ひたすらトレーニングを続けていこうと思っています。
私の歌のトレーニングは基本物真似です。一応練習法についての記事も置いておきますね。
「歌唱力の効率的な上げ方【ひたすら真似る】」
「声は生まれつきだから変えられない?いや変えられるよ」
【実体験】声質は改善可能だという話
私の実体験ですが、声質は変えることができます。
こちらは2年前くらいの私の歌なのですが、先程の動画と比べるとかなり声質が改善されているのが分かるかと思います。
声は出し方で変わるので、声質改善には声の出し方を学ぶべきです
先程物真似の記事を紹介しましたが、声は出し方でかなり変わります。
声の出し方を変えれば声質も改善可能です。これは私自身が証明しているので、間違いないと思います。
そして声質の改善に一番ぴったりな練習法が、物真似なのです。
みなさんは声の出し方って人に習ったことがありますかね。おそらくほとんどの人はないはずです。私もありません。
みんな、なんとなくで声を出しているんですよ。
なので、声の出し方が間違ったまま長年過ごしていると、なかなか自分本来の声を出せなくなってしまうんですよね。そこで物真似をしてみて欲しいのです。
自分の好きな歌手で良いので1人物真似してみて下さい。おそらく、自分の声の出し方との違いに驚くはずです。
そして歌手の声の出し方を徹底的に真似して欲しいのです。結局声質が良いだけで歌はそこそこ上手く聴こえるのです。であれば、歌手の真似をして歌手のような声を出せれば、それだけで歌が上手くなれるのです。
声の出し方はプロに学べば良いです
声の出し方は既に声のプロがいるのですから、彼らに真似べば良いのです。
自分の好きな歌手や声を徹底的に真似して、理想の声を手に入れましょう。