どうも、きゃわ@icosoyamaです。現在アラサーです。
私は、大学生の時に就職活動をしてたまたま内定をもらった会社に就職したんですよね。
ぶっちゃけ、就職活動の基準って難しいですよね。
これから働く会社を決める訳ですが、適当に決める訳にも行かないのでみんなある程度自分の中で基準を持って会社を選ぶ訳です。
私は、現在までいくつもの会社を転々としているのですが、今更ながら就職活動はお金でもなければ働き甲斐でもなく、自分が納得できたかどうかの一点に尽きると思うのです。
上記について、これから解説していきますね。
お金で買えないものがあるのは事実です
大学生だったころの私には、ピンときませんでしたがお金で買えないものは確実にあります。
例えば、時間です。
新卒の頃の私は、とてつもない残業量に精神的に参っていました。
ただ、そのころの私は勘違いしていまして、残業を長くやっている自分は偉いとか残業をやっただけお金が入ってきて最高みたいに思っていました。
「新卒で適応障害になり退職して転職できた話【無理をしない】」という記事を読んでもらえば分かるのですが、完全に精神的にふさぎ込んでしまったのです。
お金があっても使い道のない人生はめちゃくちゃつまらない件
今思えば精神的に参った原因はかなりシンプルで、単純に何も楽しくなかったからです。
朝7時過ぎに家を出て深夜0時過ぎに帰ってくるような生活を1年くらい続けていたんですよ。
時折、休日出勤もあったのであの頃は楽しいことなんて1つもありませんでした。
お金はたくさんあるけど時間がないから全く使い道がない、こんな状態ではなんのために生きているのか分からないですよね。
つまらない人生は勝ち組ではないです
たまに、残業自慢をするような人がいます。
もちろん、仕事が楽しくて残業しているのであれば構いませんが、おそらくほとんどの人は嫌々残業をしています。
「仕事だから嫌なことは当然だ!」という意見はもっともですが、ただシンプルな事実としてつまらない人生はおそらく勝ち組の人生ではないはずです。
私が思う勝ち組の人生って、働きたい時だけ働いて生活するのに困らないくらいのお金が稼げて、自分の時間がちゃんと取れるような環境です。
これは私の経験からの意見ですが、おそらく上記のような労働環境ってかなり珍しいと思います。
私は、いくつもの会社を渡り歩いてきましたが、正社員で毎日定時で帰れるような会社なんて見たことがありません。
ホワイト企業というのが世の中にはあるみたいなのですが、個人的にはホワイト企業にたまたま入社できる確率はかなり低いのではないかと思うのです。
無理せず働くのが一番の勝ち組だと思う話
ぶっちゃけ、今の私ってフリーターなんですよ。
アラサーでフリーターって、おそらく世の中的には人生終わっている部類に入ると思います。
ただ、正社員時代にアホみたいに働いてきた私からしてみれば、アホみたいに働いていたあの頃が一番終わっていたなと思うのです。
フリーターなので実家暮らしなのですが、今は1日2時間労働で月5万くらい稼いでいます。
働いていない時間は、全て自分の過ごしたいように過ごしています。
ぶっちゃけ、ただ親のすねをかじっていると言われればそれまでなのですが、個人的にアホみたいに働くよりは今の方がマシだと思っています。
周りの目を気にせず生きるのが一番楽です
学生時代の私は周りの目を気にしてなんかそれっぽい企業に入社したのですが、今思えば完全に間違いでした。
間違っていたというよりは、世の中を知らなすぎたと言った方が正しいかもしれません。
私が色々な会社で働いてみて分かった重要なことは、別に無理しなくても生きていけるし割とみんな環境に甘えているということです。
私が実際に会った人の中には、40代でアルバイトだけで生活している人もいましたし、社員になりたくないけどお金は欲しいからガンガンアルバイトとして働いている人もいましたね。
学生時代の私は大馬鹿で、「働く=正社員」だと思っていたのです。
しかし実際は、「働く=お金を稼ぐ」です。
お金を稼ぐ手段さえ確立してしまえば、働き方の形態は些細な事だと気付きました。
勝ち組になるのに有名企業に入るのは必須条件ではないと思う件
例えば、有名企業というステータスが欲しいとか周りからちやほやされたいという人は、有名企業や大企業に入れば良いと思います。
ただ、大多数の人は有名企業や大企業に入ったからといって必ずしも勝ち組になれるとは限りません。
私が新卒で入った会社は従業員数1000人くらいの割と大きめの会社でしたが、残業は多いしみんな忙しいからなかなか先輩に教えてもらえないしで、かなり苦労しました。
上記のような苦労をめちゃくちゃポジティブに、例えば今苦労することによって将来楽になると考えられる人は会社員に向いている思考を持っていると思いますが、中には途中で心が折れてしまう人もいるのではないかと思います。
もしくは、途中でもう頑張らなくて良いやと妥協してしまうはずです。
割とちゃんとした企業でも一定数仕事を頑張らない人というのは必ず存在します。
個人的に上記の人達って、おそらく途中で心が折れてしまったんだと思うのです。
心は折れてしまったけど会社を辞める勇気がないからとりあえず消耗しない程度に仕事を続けている、といった感じのはずです。
上記のような状態になってまで、有名企業や大企業で働く理由があなたにはあるのかという話なのです。
消耗して上の立場にいくことが全員の勝ち組条件とは限りません
有名企業や大企業ともなると、上の立場にいくのはかなり熾烈です。
私も、とある大企業に勤めていたことがありますが、管理職の人達同士でバチバチやりあっているのを見たことがあります。
競争の激しい企業ですと、おそらくバチバチやり合わないと自分が上にいけないんですよね。
重要なのは、自分がバチバチ人とやり合えるかどうかなのです。
そもそも、人とあまり争いを起こしたくない人にとっては、上にいくことが勝ち組の条件ではないのです。
例えば、私のようにフリーターとして少ない労働時間で最低限のお金だけ稼いだって良いのです。
大切なのはバランスです。
自分の消耗具合と消耗した結果得られる対価を天秤にかけて、その対価に満足できるのであれば勝ち組なのだと思います。