座り込む人

暴言とはどんな言葉なのか現役警備員が解説します

座り込む人

どうも、きゃわ@icosoyamaです。

私は現役の施設警備員でして、かれこれ5年くらい続けています。

警備員の仕事というと、クレーム対応などで、相手から暴言や誹謗中傷を受けることは多々あります。

もしかすると、この記事を見ているみなさんも暴言を受けたことがあるかもしれません。

個人的に、暴言にも色々種類があると思っています。
私が実際に受けた暴言を紹介しつつ、解説していきたいと思います。

暴言の種類

人の顔

個人的に暴言にはいくつか種類があると思っています。
具体的には、下記の通りです。

  • 直接的な誹謗中傷
  • 舌打ちやジェスチャー
  • 相手の身体的特徴や能力について著しく貶す

上記について、次で解説していきます。

直接的な暴言は一番メンタルに効きます

暴言と言われて、真っ先に思い浮かべるのって、直接的に言葉で誹謗中傷されることだと思います。

少し改変しますが、私が実際に言われた暴言ですと、「俺はお前の何倍も稼いでいる」とか「お前が一番ムカつくんだよ」などですね。

流石に上記のような、本当に直接的な誹謗中傷を受けたことがある人は、あまりいないと思います。

私は警備員ですので、仕事の特性上、誹謗中傷を受けやすい立場にあるのです。
もちろんだからといって、誹謗中傷をして良い理由にはなりませんが。

間接的な誹謗中傷

次に、舌打ちやジェスチャーなどの、間接的な誹謗中傷についてです。

接客業などをしていると、たまに舌打ちしてくる客とかっていますよね。

また、あまり詳しくは言いませんが、ジェスチャーでどこかの指を立てて相手を挑発してくる人もいます。

間接的な誹謗中傷は、直接的な誹謗中傷に比べると、やり逃げに近いです。

「とりあえずムカついたから舌打ちしてやろう」くらいの気持ちで、おそらく行っているのだと思います。

上記のような相手は、こちらに直接言い返せない臆病者だと思って、とりあえず無視するのが安定です。

相手のコンプレックスを責め立てる誹謗中傷

個人的に、一番人として終わっているなと思っているのが、相手のコンプレックスを責めることですね。

これは、あくまでも例ですが、車椅子の人が電車を利用しているのを見て、「邪魔なんだよ」などという、罵声を浴びせる輩ですね。

ぶっちゃけ、心の中でどう思おうがその人の勝手だと思うのですが、言葉や態度で表すのは、人として脳みそがきちんと働いているのか、疑わしいですよね。

別に、わざわざ自分のムカついていることに対して、言葉に出す必要はないのです。
もし、ムカつくことがあったら、言葉に出さずに無視して他の場所に移動すれば良いだけなのです。

立場を利用した暴言が一番悪質です

打ち合わせ

立場を利用した暴言とは、例えば、先生と生徒、買い手と売り手、上司と部下などの関係を利用して、暴言を吐くことです。

上記のような、ある種、上下関係のようなものができてしまうと、立場の弱い方は、なかなか言い返すことが難しくなります。

相手が言い返せないような立場からの暴言はただのいじめです

例えば、取引先と新商品開発の打ち合わせで、一旦は方向性は決まったものの、後日、やっぱり方向性を変更したいと言われれば、立場の弱い売り手からしたら、最大限取引先の意向を尊重せざるを得ない訳です。

上記だけなら良いですが、無理に方向性を変更したせいで、納期に間に合わないとなった場合に、取引先から、尋常じゃない詰められ方をする可能性もあります。

これは、エンジニア業界で営業をしている人から聞いたのですが、客先に送り込んだエンジニアが、途中できつくなって、客先から退場してしまうことがあるそうなのです。

途中で退場してしまうと、また新たに人材を探さなければいけなくなるので、客先から、尋常じゃなく詰められるらしいのです。

もちろん、上記はあくまでも一例ですので、全てのエンジニア業界で上記のようなことが、行われている訳ではありません。

ですが、詰められた方はぶっちゃけ、何も言い返せないですよね。

自分の会社から派遣したエンジニアが、途中退場してしまっては、相手から何を言われても、何も言い返す材料がありません。

ここまでくると、もう暴言というレベルではなく、ただのいじめだと思うのです。

最近では、SNS上での暴言なども問題視されています。

顔が見えないから、気軽に暴言を言いやすくなっているのかもですが、相手からしたらただのいじめと変わらないのです。

座り込む人
最新情報をチェックしよう!