音の波形

歌に感情を込める必要は全くない件

音の波形

どうも、きゃわです。

私は歌のトレーニングを10年以上続けていまして、自分の歌を録音しているのですがプロの歌声と比べると、やはり感情がこもっていなく平坦な歌になってしまいます。

私もまだまだ勉強中ですが、少しだけ歌に感情を込める方法が分かったので、皆さんに共有したいと思います。

歌に感情を込めるには考えながら歌う

口を開けている

歌に感情を込めるために声量を調節して、歌に抑揚を出したり語り掛けるように歌ったりと、色々試してみました。

ですが、どの方法もいまいち感情がこもっている歌声には程遠いものでした。

私はボイトレオタクなので歌に関する知識を集めるのが趣味です。歌に関する知識は、ネットや書籍などで集めています。

私が現在愛用している歌の参考書に、気になる記述を発見しました。その参考書によると、歌に感情を込めるには感情をこめて歌う必要はないということです。

参考書の詳細については、歌手になりたいなら1冊は持っておきたいおすすめ参考書を参考にしてください。

歌に感情を込める必要はない

上記は一見すると矛盾しています。

感情をこめて歌いたいのに感情を込める必要はないということです。

ですが続きがあって聴いている人が、感情のこもった歌だと感じれば良いとのことらしいです。

例えばテレビドラマに出演している、俳優や女優さんがいるとして彼らが殺人鬼の役を演じるとします。

普通、殺人を犯した経験などありませんが、だからといって演じることが不可能かというと、そうではありません。

何となく自分の描いている殺人鬼像みたいなものを、イメージして演じています。

その他にも色々な情報を集めて、イメージを固めていくのだと思います。

歌も同じで演技しながら歌うと、より曲の世界観を表現しやすくなります。

例えば悲しい曲であれば、悲しそうな表情で歌うところから始めてみましょう。

また歌詞の理解を深めることで、より曲の世界観をイメージしやすくなります。

役者が役を演じるものだとすれば、歌手は歌の世界観を表現するものです。

自分なりの気持ちで構いませんので、歌の世界観を考えて演技しながら歌ってみましょう!

事前準備として歌詞の意味は理解しておく

歌について考え演技しながら歌うのであれば、歌詞の意味くらいは事前に理解しておいた方が良いです。

個人的にですが歌う時にはなるべく歌詞を見ないで歌えるくらいにならないと、歌詞が理解できたとは言い難いと思います。

歌っている最中に「あれ、次の歌詞なんだっけ?」なんて考えてしまっては、歌詞の意味を考えて演技できないですよね。

そこまで深く歌詞の意味を考える必要はないと思うのですが、スラスラと歌詞が出てくるくらいには歌詞を覚えた方が良いと思います。

歌詞がスラスラ出てくるようになると、歌っている最中に歌詞の意味を考えて表現しやすいのです。

歌に感情が込められているかの判断は客観的に行うべきです

討論するイラスト

歌詞の意味を考えて歌ってみたからといって、感情がこもっているかどうかは判断できないのです。

なぜかというと、自分の出している声と他人が聴いている声にはギャップがあるからです。自分の声というのはある程度体内に響いた声なので割と良い声に聴こえるのですが、外に出た声は何の味付けもないプレーンな声なので、録音した声は全く違うのです。

歌に関してはもちろん録音した声が外に出ている声なので、録音した声を参考にすべきです。録音した声を基に自分の歌を改善していきましょう。

自分の歌を他の人に聴いてもらうのがベストです

客観的に自分の歌を評価する方法として一番良いのは、やはり他の人に聴いてもらうことです。

私は学生時代から現在まで定期的にカラオケに行く友人がいまして、カラオケ中はひたすら2人で交代しながら歌いまくるのですが、曲が終わった後の少しの時間にお互いの歌を評価するんですよね。

自分の歌を評価してもらうのって結構嬉しいんですよね。例えば自分ではかっこよく歌ったつもりでも、聴いている方からすると「やっぱ、お前の声は癒されるわ~」なんて言われることもあるのです。

他の人に聴いてもらうと、自分の声についての理解が深まるので可能であれば他人に評価してもらうと良いです。

自分の歌を録音して聴くのもOKです

もし周りに自分の歌を評価してくれそうな人が見つからなければ、自分の歌を録音してしまいましょう。

スマホがあれば無料のアプリで録音できますので簡単ですよね。

自分の声をあまり録音したことがない人はおそらく最初は絶望すると思います。

というのも、自分が想像していた自分の声と録音した自分の声って全く違うんですよね。こればっかりは録音してみないと分からないので、実際に録音して聴いてみて下さい。

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