劇場で歌う人

発声を劇的に良くするシンプルな練習法

劇場で歌う人

どうも、きゃわです。

私は独学で10年以上歌のトレーニングを続けてきました。最初の内はボイストレーニングばかりしていたのですが、個人的に声を良くするという意味ではあまり効果がありませんでした。

ボイストレーニングをすると確かに高い声や出しにくかった音域は出しやすくなるのですが、良い声にするという観点が抜けている気がするんですよね。

もし上記のような悩みを持っているのであればこの記事が役に立つかもしれません。

声を良くしたいのなら良い声をひたすら真似するべきです

考える男性

ボイストレーニングをして自分の声が良くなるのであれば、そのままボイストレーニングを続ければ良いと思います。

ただボイトレを半年くらいして自分の声を録音しても、「なんかプロの声と全然違うな」と思うのであれば、練習方法を変えた方が良いと思います。

個人的にはボイストレーニングは自分の本来持っている声を整えるトレーニングだと思っており、自分の本来持っている声が自分にとって納得のいかない声ですと、ボイストレーニングだけでは理想の声に辿り着くのは難しいです。

ボイストレーニングよりも、声を良くするためのもっと良い方法がありまして、それが物真似です。良い声をひたすら真似るのです

良い声には理由がある。理由を見つけるのは難しいので体で覚えましょう

良い声には理由があるのですが、それを言葉で詳しく説明するのはめちゃくちゃ難しいですよね。簡単に説明すると良く響く声が良い声だと思うのですが、頭では分かっていてもなかなか良い声を出せないのでみんな困っている訳です。

ぶっちゃけ私自身良い声を言葉で説明することはできません。

ですが言葉で説明できなくても良い声を出すことはできるのです

例えば身近な人で声が良い人っていると思いますが、その人に「どうやったら良い声を出せるのか?」と質問しても大抵元から出せたと、回答されてしまうんですよね。

過去に私の友人と一緒にカラオケに行った時に、友人の声があまりにも良い声だったので「どうやったらそんな声が出せるのか?」と、質問したのですが「元から出せた」という回答が返ってきて全く参考にならなかったことがあります。

声が良い人って元々声が良い場合が多いので、おそらく無意識的に良い声を出すための発声をしているのだと思います。

ですので声が良い人でもどうやったら良い声が出せるのかを理解している人は少ないのです。

であれば声が良い人の声の出し方を真似してみれば良いのです

理由など分からずとも良い声は出せるのですから、ひたすら良い声を真似て自分も同じように声を出してやれば良いのです。

頭で理解せずとも反復練習で習得できるのですから割と簡単ですよね。

5人くらい真似すると自分の声が変わってきます

私が現在行っている歌のトレーニングは、ほとんど物真似だけです。

現在正確に数えていませんが20~30人くらいはコピーしていると思います。

そして体感的に5人くらいコピーすると、自分の声が変わってくると思います。

どのように自分の声が変わるのかというと、簡単に言えばめちゃくちゃ響く声になるはずです。響く声とは自然に声が前に出てくるということです。

歌手の物真似をすると声が良くなるだけでなく、歌も上手くなります

歌が上手くなりたいのであれば歌手の物真似が一番効率が良いです。

なぜかというと歌手の物真似をすることで自分の声だけでなく、言葉の発音とかリズムの取り方などを体で習得できるのです。

最初の方にも言いましたが理論が分からなくても、プロの歌手の歌い方を真似するだけでプロっぽい歌い方ができるのです。

私は歌が上手くなりたくてネットや書籍などで色々な情報を集めて頭でっかちになっていた時期がありましたが今思うと、とりあえず歌の上手い人の真似をすれば良かったなと思っています。

インプットばかりしていると「こうしなければならない」と思いがちですが、結果的に良い声が出せれば、声を出すまでの過程はそこまで気にしなくて良いのだと思います。

劇場で歌う人
最新情報をチェックしよう!