どうも、きゃわ@icosoyamaです。私は独学で歌のトレーニング10年以上続けていまして、YouTubeにも動画を投稿しています。
ずっと不思議に思っていたことがありまして、歌の上達に筋トレが良いという意見を耳にするのですが、個人的にはあまり意味はないかなと思っています。
一応この記事を書く前に、ネットで色々と調べてみたのですが、どうにも発声を支えるためにお腹周りの筋肉、つまり腹筋を鍛えると良いらしいのです。
上記については確かに声を出すにはエネルギーを必要としますので、支えがないと多少不安定になることもありますが、ぶっちゃけガチガチの筋トレなんてのは必要ないと思うんですよね。
それに歌っていれば歌う時の筋肉はその時に身につくはずです。歌の上達に筋トレを取り入れるよりは、今よりももっと歌いこんだ方がより歌が上達すると思うのです。
そもそも歌が上手いとはどういうことなのか?
そもそもですが、筋トレ以前に歌が上手いとは皆さんどういうことだと思いますか?
歌う時に使うのって喉ですよね。であれば、喉を自由に使える人が歌の上手い人だと思うのです。
これから上記について深堀していきますね。
理想的な発声は自由に声が出せることと、声を響かせることです
喉を自由に使えるとはどういうことかというと、自分の出したい声色で歌えることと、声をよく響かせられることです。
例えば息っぽいハスキーな声を出したり、がなり声を出したりできる人は、自分の出したい声を自由に扱えると言えます。声がよく響くとは、怒鳴らなくても遠くまで聞こえるような声を出せるということです。
そもそも私が思うに、歌の上達に筋トレを取り入れるのって、歌の練習を毎日しているけどなかなか歌が上達しない人が、最終手段で取り入れる練習方法だと思うんですよね。
おそらくほとんどの人は毎日歌の練習をしていないんじゃないですかね。
例えば足を速くしたければ走り込みをしますよね。シュート力を向上させたければひたすらシュートの練習をしますよね。もちろん足の筋力や下半身を鍛えてるという方法もありますが、どちらかというと走るフォームだったり、シュートフォームを改善して自分の筋力を上手く使えるようにする方が大切だと思うのです。
ですので歌が上手くなりたいからといって、ひたすら腹筋とかしても、その腹筋を利用できるくらいに体をコントロールできなければ意味がないんですよね。なので私が思うに、腹筋をするくらいであれば、ひたすら歌いまくって歌の練習と同時進行で歌う時に使う筋肉を鍛えていった方が良いと思います。
ちなみにこちらも参考になるかもしれませんので、よろしければどうぞ。
「歌う時に使う筋肉は特に意識する必要はありません【筋トレは効果なし】」
筋トレよりも歌い込んだ方が歌が上手くなる理由
前半で筋トレをするよりも歌の練習をしまくった方が良いということを言いました。
後半は、もう少し歌の上達と筋トレの関係性について自分なりに深堀していこうと思います。
当たり前ですが、筋トレをしても喉は鍛えられないです
普通に考えてみて欲しいのですが、腹筋や下半身を鍛えても喉が強くなるわけではないですよね。やはり喉を鍛えたいのであれば、ひたすら声を出して歌うしかないと思うのです。
筋トレをした方が良い人って、カラオケで10曲以上歌うと疲れて立てなくなってしまう人とかだと思うのです。こういった人は完全に体力不足でして、筋トレをして体力を増やすというのはありだと思います。
私はカラオケに行くと大体20~30曲くらい歌いまして、その日のコンディションにも依るのですが、終盤になると歌っている最中に足がガクガク震えて体力の限界が来ることがあります。
そのくらい歌ってエネルギーを消費するんですよね。ですので、パフォーマンスの維持という点で、筋トレはありだと思います。
歌い込むことで歌う時に使う筋肉が同時に鍛えられます
ただやはり歌の上達に一番必要な練習は、ひたすら歌いこむことですよね。
みなさんは新しい曲を覚える時に、どのように覚えますか?
ほとんどの人は、一日中その曲を聴いたり聴きながら歌ったりするのではないですかね。
本質的なことを言うと、結局歌が上手く聴こえるかどうかってどれだけ聴きこんだり歌いこんだりしたかだと思うのです。
それに普通に考えて、歌う時に使う筋肉なんて歌わないと筋肉を使い込めないですよね。筋肉って使えば使うほど強くなると思うのですが、それと同じで歌う時に使う筋肉も、歌えば歌うほど強くなるはずなのです。
最後に、参考になりそうな記事を置いておきますね。
「歌が上手くなる方法を独学歴10年以上の俺が丁寧に教えます」