歌う男性

歌に感情がない時に確認すべき4つの項目

歌う男性

どうも、歌のトレーニングを独学で10年以上続けています。きゃわです。

歌う時は、感情をのせて歌えるようになるのがベストです。

それでは感情をのせて歌うには、どのようにしたら良いのでしょうか?この記事では、歌に感情をのせる方法を、ご紹介したいと思います。

1.歌詞の意味を理解する

歌う女性

歌う時に、歌詞を理解していない人は非常に多いです。曲にはそれぞれ歌詞がついています。

「曲にのせて歌詞を伝える」ことが、感情をのせるということです。

例えば、歌詞によく使われる、「会いたい」という言葉で考えてみましょう。

「久しぶりに友人と会うのでワクワクしている会いたい

「遠距離恋愛で会えない恋人に会いたい

「死んでしまった人に対する会いたいと思う気持ち」

「いつか自分の運命に人に会いたい

ぱっと考えてみただけでも、これだけの「会いたい」の感情があります。

歌う時には、その場に適した感情で歌わなければなりません。

「死んでしまった人に会いたい」という表現をしなければならないのに、「これから友人と会うのでワクワクしている」気持ちで歌うと、聴いている側には伝わりません。

必ず歌詞の意味を理解して歌うようにしましょう。

2.自分なりの解釈を歌に入れる

次に必要なことは、自分の解釈を歌詞に取り入れることです。

自分なりの解釈を取り入れることで、より感情が伝わる歌になります。

一つ例を挙げてみます。

プロの歌手が、他の歌手の曲をカバーすることがあります。カバーされた曲は、原曲(元の歌手の曲)とは、全く異なる雰囲気になることがあります。

原曲では、甘酸っぱい若者の失恋を表現していましたが、カバーでは、失恋して深く絶望する若者を表現していることもあります。

人によって言葉の解釈は異なります。

自分なりの解釈を入れることによって、より感情的で説得力のある歌になります。

3.歌を録音して聴いてみる

音楽を聴く男性

分析が終わったら、実践です。実際に歌ってみましょう。

そして歌う時は、必ず録音するようにしましょう。

なぜなら、自分が出している声は、自分の体内で響いている声を聴いているので、体の外に出た音ではないからです。

合わせて読みたい録音した声と、普段聴いている自分の声の違いは、こちらを参考にしてください。

参考:カラオケで録音したら予想以上に下手に聞こえる話

録音した声を初めて聴くと、自分のイメージとは異なる声に聴こえると思います。録音した声が、普段出している皆さんの声です。

歌声を客観的に分析するために、必ず録音するようにしましょう。

4.自分以外の人に聞いてもらう

少し恥ずかしいかもしれませんが、他人に自分の歌を聴いてもらいましょう。他人に聴いてもらうことで、自分では発見できないことがあるからです。

例えば、バラード曲を歌うとします。

曲全体の盛り上がりを考えて、「Aメロ・Bメロ」は声を小さくして歌い、「サビ」で盛り上げるために、声を大きくしようとしました。

これを、自分以外の人に聞いてもらったところ、「Aメロ・Bメロ」の声が小さすぎてよく聴き取れなかった、言われてしまいました。

他人に聴いてもらうと、自分の視点とは別の視点で聴いてもらえるので、非常に参考になります。

この例の失敗は、感情表現を優先するあまり、自分の声が予想以上に小さくなっていることに気づかなかったことです。

他人に聴いてもらうことが恥ずかしい方もいらっしゃると思います。

そういったときは、カラオケに行ったときに、それとなく「今の歌どうだった?」と聞いてみてはいかがでしょうか?

参考になる意見が出てくるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。

今回は感情表現のやり方を、ご紹介しました。

自分の歌を、客観的に聴くことが非常に重要です。

今回はここまでにします。

それではまた。

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