どうも、きゃわ@icosoyamaです。私は独学で歌のトレーニングを10年以上続けています。
男性の場合、生まれつき声が低い人もいるのでなかなか高音が出しにくい人もいます。逆に何もトレーニングを積んでいなくても、サラッと高音を出してしまう人もいるのです。
私はどちらかというと後者なのですが、声の低い人が上手く高い声を出せない原因や、男性が高音を出す時の注意点などを私なりに解説していこうと思います。
声が低い人は喉で響きを作っています
以前「響く声、通る声が出せると歌がめちゃくちゃ上手くなる」の記事などで書いているのですが、声を響かせるポイントは大きく分けて3つありまして、下記にまとめてみます。
- 喉→低音
- 口→中音
- 鼻→高音
一概に高音だったら鼻に響かせれば良いという訳ではありませんが、音の高さによって響かせやすい場所があるのです。
そして声の低い人というのは、おそらく喉を中心に響きを作っているんですよね。低い声って結構出すのが難しいのですが、声の低い人は無意識の内に喉の辺りで声を響かせているはずです。
音が高くになるにつれて鼻の方に響きを持ってくると良いです
ですので、声の低い人に限った話ではありませんが、高音を出す時には鼻の方に響かせるように意識を向けてやると良いのです。
イメージが上手く湧かない人は、鼻声で歌ってみましょう。少し変な感じがするかもですが、いつもより高音が出しやすくなっているはずです。
無理して地声で張り上げるのは間違いです。綺麗な裏声で歌いましょう
ハイトーンを得意としている歌手の歌声を聴いていると、地声のような声で高音を出している場合がありますよね。彼らがプロだから地声でハイトーンを出せるという理由もありますが、ぶっちゃけ音域は人によって違うので、地声で出せる音域も人によって違うのです。
ですので、プロが出せるのだから自分も練習すれば地声で同じ高さの高音が出せるとは限らないのです。個人的に声は生まれ持った唯一無二の武器なので、自分の音域で無理なく歌うことを考えた方が良いはずです。
頑張っても地声で出せない音は裏声に逃げましょう
なのでどう頑張っても地声で出せないようならば、裏声に逃げるべきです。逃げるという表現は少し適切ではないかもですが、出せない地声で張り上げるよりも、ちゃんと綺麗に裏声で歌った方が聴いている方も聴きやすいはずです。
なので、まずは自分の音域を知るところから始めると良いです。例えば適当な曲を1曲通して歌ってみて、1回目は地声で歌えない部分をチェックして、2回目以降は地声で歌えない箇所は裏声で歌うようにするなどですね。
曲毎にここは地声、ここは裏声で歌うなどと決めてしまえば、歌う時に地声か裏声どっちで歌うのか迷わなくて済むようになります。
音域についての記事を一応置いておきますね。
「音域は生まれつきだけど練習しないと広がらないよ」