たくさんの人の集まり

社会人やってる時点で落ちこぼれなわけがない話

たくさんの人の集まり

どうも、アラサーのきゃわ@icosoyamaです。

私は10年程社会人をやってきましたが、メンタル的に病んでしまい、今では完全にニートです。

社会不適合者が甘えっていう人は社会に順応できた人なんだよな」という記事に書いたのですが、私はおそらく社会不適合者なので、普通に働いている人を見ると「すごいな」と思ってしまいます。

私がただ甘えているだけと言われればそれまでなのですが、働くのって結構色々なスキルが必要です。

例えば、他人とのコミュニケーション能力や毎朝満員電車に乗る、毎朝同じ時間に起きるのは、職種に限らず仕事をするために必要なスキルです。

「上記みたいなのがスキル???」と疑問に思った人は、それだけで社会人としての才能があると個人的に思います。

これから、社会人をやっている人で落ちこぼれなんていないということを、私の経験を踏まえつつ解説していきますね。

働くことは普通と言われているが想像以上にハードです

岩にかかったロープ

ほとんどの人は、働いている親を見て育ってきているはずです。

例えば、平日自分が学校から帰ってきてゴロゴロしていると親が帰ってきたり、場合によっては夜遅くに帰ってきたりすることもあるはずです。

私が子どもの頃は、「大人になったら自分もあんな風に働くのかなぁ」なんて思っていましたが、実際大人になって働いてみると、めちゃくちゃハードです。

私が新卒で入社した会社は、終電近くまで残業することもありました。

最初はこれが普通なのかと思っていましたが、3ヶ月くらい経つと体は慣れてくるけどメンタルは完全にボロボロになっていましたね。

世の中の普通はめちゃくちゃハードな話

ボロボロになっていた当時の私は、自分の親はすごいと思っていました。

平日は会社に行って夜まで働くというサイクルを、20~30年続けているわけですから、3ヶ月くらいでボロボロになってしまった私からすれば、同じ人間とは思えませんでした。

もちろん、仕事が嫌なら転職という手もありますし、一旦辞めて1ヶ月くらいリフレッシュするという手もあります。

ほとんどの人は、仕事を続けていく上で多少上記のような波はあるものの、基本的には仕事を継続できるはずです。

ですが、私にとって、「ずっと仕事をしなければいけない」というのが苦痛で仕方なかったんですよね。

ただの甘えと言われればそれまでですが、私にとってはそれくらい社会人として働き続けるのがすごいことなのです。

社会人はメンタルが強くないと100%無理です

仕事ができるできないに関わらず、社会人に一番必要なのはおそらくメンタルです。

ぶっちゃけ、メンタルさえ強ければどうにでもなるとさえ思っています。

私が社会人だった頃の話ですが、私とは違う部署で働いていた営業の社員さんがいたんですよね。

ぶっちゃけ、その社員さんはあまり仕事ができませんでした。
営業の前は社内で事務的な仕事をしていたのですが、全然仕事ができなくて営業に異動になったらしいのです。

ただ、営業でも全く仕事ができなかったらしいのです。

私は、たまたまその社員さんと話す機会があり会社の愚痴みたいなものを話していたのですが、その社員さんは、「毎日怒られてばっかで本当にきついですよー(笑)」と言っていました。

私からすれば、なんでこの人は辞めないんだろうと疑問だったのですが、「ま、なんとかなりますかね」と言って仕事に戻っていったのです。

私は、「え!?たったそれだけ!!??」と思ってしまったのを今でも覚えています。

私だったら確実に思い詰めて病んでしまい会社を辞めるのですが、その社員さんは「なんとかなる」というたった一言で、全て自分の中で完結させてしまったんですよね。

自分のことなのですがどこか他人事というか、最後にはなんとかなるだろうと考えられる楽観的なメンタルが社会人には必要なんだと感じさせられました。

働くための原動力がある人ほど強いです

あとは、働くための強い理由を持っている人は絶対に仕事を辞めないですね。

私が見てきた人の中に、給料日前くらいになるといつも「金がない」と嘆いている人がいたんですよね。

その人は、洋服やら遊びやらで給料日前には金を使いつくしてしまうそうなんです。

仕事が休みの日には常にどこかに遊びに行っているようで、遊ぶための金を仕事で稼いでいるみたいな感じでした。

なんというか、私は仕事中、「今日も仕事だるいなー」と思ってしまうのですが、その人は、「今日仕事終わったらここに遊びに行くんですよー!」などと言っているのを聞いて、仕事のことなんて二の次に考えていました。

仕事を二の次に考えられるほど自分のやりたいことに夢中になれるのはめちゃくちゃ強いです。

仕事ができなくても働いて生活できていれば勝ち組です

デスクに置かれた様々な事務用品

個人的に、仕事ができるできないで社会人としての優劣はつけられないと思っています。

薄給の会社で仕事ができる人と、高給の会社で仕事ができない人のどっちが勝ち組かと言われれば、ぶっちゃけ判断が難しいですよね。

仕事ができる人が優秀と考える人もいれば、たくさん給料をもらっている人が優秀と考える人もいます。

ですが、個人的に働いて生活ができているということは、自分の足でしっかり生きていけているので、勝ち組だと思っています。

仕事ができなかろうが給料が安かろうが、ちゃんと生活できていればそれだけで勝ちのはずです。

ブランド物の洋服をたくさん持っているとか、海外旅行に行きまくっているとかは生活の延長であり、人間としての優劣を決めるものではありません。

仕事でいくら怒られようが関係なしに居続けた奴が結局一番強いです

会社には、在籍年数は長いけどあまり仕事ができない人が多少はいるはずです。

ですが、仕事ができないからといって、日本の法律では強制的に辞めさせるということはかなり難しいはずです。

結局、自分から辞めると言わなければ、会社に居続けることができるのです。

会社の人達から白い目で見られようが関係ありません。

自分が生活するために会社に来て働いているのですから、自分なりに働けば良いだけのはずです。

たとえ、自分なりに働いた結果誰にも認められなかったとしても、会社の人達が認めてくれないだけで、あなたが会社を辞める理由にはならないはずです。

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