どうも、きゃわです。私が新卒の頃は仕事でミスばかりしていました。
例えば作業の進捗状況を全く上司の報告しなかったり、自分の考えで突っ走って現場のみんなで使用しているドキュメントをめちゃくちゃにしてしまった時もありました。
今思えばもう少し周りに気を遣えていたらどうにか回避できたミスだとは思うのですが、新卒の頃にミスした経験があったからこそ同じようなミスをしないように仕事ができているともいえるのです。
新卒の頃に任せれる仕事なんて大したことないんだから盛大に失敗すれば良い件
ほとんどの企業では新卒社員に重要な仕事を任せることはありません。
当たり前ですが先月まで学生だった人に自分の会社の重要な仕事をいきなりポンと任せられないですよね。自分が経営者だとしていきなり入ったよく分からん人に重要な業務を任せるよりも、まずは簡単な業務から覚えてもらった方が新人さんも段階的に業務を覚えられるのです。
上記を踏まえると、新卒の時に任される仕事なんてそこまで重要な仕事ではないのです。あ、もちろん仕事ですのでちゃんとやらなくてはいけないのですが、仕事の重要度としては低いという意味です。
もし仕事で失敗したとしても必ずサポートしてくれる先輩社員や上司がいるはずです。
私は何度も経験がありますが新卒の頃に仕事で失敗すると、些細なことでもめちゃくちゃ気にしてしまうんですよね。
ですが新卒社員はサポートありきで会社としても考えているはずなので、仕事のミスをそこまで深く考える必要はないのです。
失敗しても許されるのは新卒の特権です
また新卒社員は仕事で失敗しても周りが許してくれます。
ほとんどの先輩社員や上司は口では厳しく注意することもあるかもですが、頭の中は結構ドライだと思います。
というのも私は社会人を6年くらいやっているので新卒社員の面倒を見ることもあったのですが、新卒社員の前では厳しく指導している先輩社員とかでも、新卒社員がいない時には割と冷静に新卒社員の仕事ぶりを分析しているんですよね。
例えばあいつはコミュニケーションの取り方は上手いんだけどスケジュール管理が苦手で仕事が遅れがちだ、とかですね。
今新卒社員の人とかもあと2~3年すると、先輩社員の気持ちが分かるようになると思います。仕事は少しのミスも許されないので、先輩社員が厳しく指導するのはある程度仕方のないことなのです。
逆に新卒でも失敗は許さないような会社はちょっと危ないかもです
ある程度先輩社員が厳しく指導するのは仕方ないと言いましたが、もちろん限度がありますよ。例えば社内の書類に誤字脱字などの不備があったくらいで2時間怒鳴られ続けたとかは、はっきり言ってやりすぎですよね。
私の友人が上記のような会社に以前勤めていまして、聞いたところによると友人は宝石店に勤めていたのですがショーケースをタオルで水拭きしていたところ、ショーケースに水滴がついていたのを先輩に指摘され、水で濡らしたタオルの水が出なくなるまで絞り続けるように言われたそうです。
嘘のような話なのですが、友人は結局水滴が出なくなるまで丸一日タオルを絞り続けていたそうです。
当たり前ですがパワハラが横行しているような会社には、長くいるべきではありません。
結局私の友人はメンタルブレイクして逃げるように会社を辞めたそうです。あ、一応その友人は今ではめちゃくちゃホワイトなところで働いていますので、ご安心を。
自分の考えで動いて失敗した方がおそらく成長できます
今でも変わらないのですが私は新卒の頃からあまり先輩や上司の言うことを聞きませんでした。
新卒でエンジニアになり開発の現場にいたのですが、上司から仕事を依頼された時なども自分の仕事が忙しいので全く上司から依頼された仕事に手をつけなかったこともあります。
当時はめちゃくちゃ忙しかったので他の人の仕事なんてやる暇がなかったんですよ。上司からは「この仕事よろしく」なんて言われましたが、別にやらなくていいやと考えて全くやらなかったのです。
上司に怒られるかなと思ったのですが、意外にも「頼んでた仕事だけど他の人に頼んだからやらなくていいや」と上司に言われたんですよね。
上司からしてみれば頼めそうな奴なら誰でも良かったんですよね。
馬鹿正直に上司から頼まれた仕事だからといって、自分の仕事を止めてまで他のことを優先してしまうと自分がつらくなってしまうんですよね。当然他のタスクを優先すると自分の仕事の時間が無くなってしまうので、結果として残業するしかなくなってしまうのです。
現場の人ってみんな考えていることが違うんですよ。ある人は真剣に仕事についてずっと考えていますが、別の人は早く帰ることばかり考えているんですよ。
馬鹿正直に人の言うことばかり聞いていると良いように利用されてしまうのです。
ですので新卒の頃からある程度自分の考えをもって行動することが大切です。もちろん自分の考えが他者とぶつかる時もあるかもですが、そういった時にこそ自分の思考を改善するチャンスが得られるのです。