どうも、きゃわ@icosoyamaです。
私は独学で10年以上歌のトレーニングを続けています。ふと私が初めて自分の声を録音して聴いた時のことを思い出したのですが、録音した自分の声が気持ち悪すぎてびっくりした記憶がありますね。
今回はなぜ自分の声が気持ち悪く聴こえてしまうのか、詳しく説明していきますね。
普段聴いている自分の声は自分の声ではないです
私たちは自分たちが普段出している声を自分の耳で聴いて自分の声だと認識していますが、その声は自分が出している声とは少し違うんですよね。
というよりかは、他人が聴いている自分の声とは違う声なのです。
普段聴いているのはあくまでも自分の体内に響いた声と外に出た声です
どういうことかというと、自分で出した声って体全体に響いているんですよね。体って筒状になっているので、響きやすい構造になっているんです。自分の耳で自分の声を聴いたと思っても、その自分の声は体内で響いた声と外に出た声のミックスした声を聴いているのです。
声って響いているとめちゃくちゃ綺麗に聴こえますよね。ですので私たちは普段自分の体内で響いた声も聴いているので、ある程度良い声に聴こえてしまっているのです。
外に出た声は意外と響かないです
そして外に出た声って驚くほど響いていないんですよ。
一度でも自分の声を録音して声が気持ち悪いと感じた方ならわかると思うのですが、声がめちゃくちゃこもっていたり思っていたよりも幼かったりする訳です。
声って響かせないと良い声にはならないのです。声の響かせ方というか声の変え方についてはこの後説明していきますね。
自分の声が気持ち悪い時にすべきこと
自分の声が気持ち悪いと感じたらまずは、自分の理想の声を見つけるところから始めると良いと思います。
例えばYouTubeなどの動画サイトで良い声の人を見つけるのも良いですし、自分が好きな歌手の声とかでもOKです。
ある程度自分の声質も考える必要はありますが、とりあえず自分がなりたいと思う声を見つけてみると良いです。
生まれつきの声は変えられないが、声の出し方を変えることはできます
ぶっちゃけ生まれつきの声自体を変えることはおそらく不可能です。声自体を変えるということは体の構造を変えるということですからね。
ですが声の出し方を変えることはできるのです。
例えば元々息っぽい声を変えることはできませんが、声の出し方を工夫すれば地声を強化して息っぽさを消すことはできます。
声質を変えるのは難しいですが、声色を変えるのは割と誰でもできるようになるのです。
自分がなりたいと思う声をひたすら真似してみましょう
自分の声の出し方を改善する方法は簡単でして、自分が出したいと思う声をひたすら物真似することです。
物真似のやり方などについては過去に記事を書いているので下記を参考にしてみて下さい。
物真似のやり方といってもひたすらその人の声に似せるだけなので、ぶっちゃけ自己流でも大丈夫です。
初めのうちは物真似なんかで声が変わる訳がないと思うかもですが、少なくとも私は色々な歌手の物真似をすることで自分の声を変えることができました。
とりあえず一人だけ真似してみるのも良いのではないでしょうか?