どうも、きゃわです。
私はボイトレを始めてから10年以上経過しますが、初めは私の元々の声質が裏声というかとても息っぽいので、力強い高音が出なくて悩んでいました。
ですが適切なトレーニングを積んでいけば、自分の声質を変えることは可能です。
事実現在ではちゃんと地声っぽい高音を出せています。こちらはYouTubeに投稿したものですが、それなりに地声っぽい高音が出せていると思います。
簡単に言うと裏声っぽい原因は発音です
結論は上記の通りで、高音に行くにつれて裏声っぽくなる場合、発音が弱くなっている可能性があります。
「発声の問題では?」と思う方もいるかもしれませんが、私の体感では良い発音の人は発声も良いので、どちらかというと正しく発音できる人が良い声で歌えるのだと思います。
正しい発音についてはこれから深堀していきます。
言葉を発する力が弱いと声も弱くなる
まず発音云々の前に、少し日本語の特徴を下記にまとめてみました。
- 子音を強調しない
- 発音がかなり曖昧
- 小声で話す文化がある
電車などで海外の方が話しているのをたまに見かけますが、日本人からすると、とても大きな声で話しているように聞こえてしまいますよね。
ですがあれは大きな声で話しているのではなくて、言葉を正しく発音した結果、声が大きくなったというのが正しいです。
英語を例にとりますが、子音と母音をきちんと分けて発音する必要があります。なぜかというと、言葉が伝わらないからです。そのため子音と母音を正確に発音しようとすると、ある程度大きな声で発音しないといけないので、大きな声で話しているように聞こえるのです。
話を戻しますが、日本語は正確に発音しなくてもある程度伝わるようにできている言語です。ある意味発音が楽な言語なのかもしれませんが、歌う時に普段話しているような発音をしてしまうと、言葉が曖昧だし、弱い声に聞こえてしまいます。
プロの物真似をすると自分の発音力の弱さが分かる
もし自分の発音力を測りたいのであれば、プロの歌い方を真似してみる事をおすすめします。
口の開け方も普段の1.5倍くらい開けていますし、普段に日常会話ではしないとても強い発音をしていると思います。
ただ聞いているだけだと普通に発音しているように聞こえるかもしれませんが、普通に発音しているように見えて、日本語としてはかなり強めに発音している場合がほとんどです。
また、どうしても自分の発音とプロの発音の違いが分からない人は、一度自分の歌を録音してみると良いです。軽く絶望するかもしれませんが、定期的に録音して自分の歌を聴くことは、歌の上達には欠かせません。
滑舌練習もおすすめ
私も最近になって本格的に始めたのですが、滑舌練習はかなりおすすめです。
というのも、発音を効率的に鍛えることができますし、始めの方にも言いましたが、正しい発音をするためには正しい発声が必要なので、滑舌練習をするだけである程度地声っぽくなるので、元々声質が裏声寄りの人におすすめです。
私は「外郎売」というのを毎朝音読しています。ネットで検索すれば文章が出てきますので、もし滑舌練習の教材に悩んでいる人がいれば参考にしてみてください。