どうも、きゃわです。
カラオケ得意な人っていますよね。採点で高得点出すのが上手い人です。
ただ一つだけ言いたいことがあります。
カラオケで高得点=歌が上手いではない
ってことです。
カラオケの採点機能の問題点
1番の問題点は、機械が採点しているところです。
あ、別にカラオケの採点を批判しているわけではありません。
ゲームとして楽しむのならば、素晴らしいコンテンツだと思います。
ただ、歌の上手さを測る基準にしてほしくないのです。
歌詞が聞き取れなくても高得点
歌ってやっばり、歌っている人がいて、その人から出る言葉に感動するものなんです。
でも採点項目に、歌詞の聞き取りやすさなんてないですよね。
私も一時期採点に夢中になっていた時があったので、大体知ってるんですが、採点項目は全部で4つあります。
- 音程
- 安定性
- 表現力
- ロングトーン(ビブラート)
要は採点する機械は歌を聞いて採点してるんじゃなくて、音程は正確か、声は震えていないか、抑揚がついているか、ちゃんと伸ばすところはロングトーンしているか。
そこしか見ていません。
極端な話をすると、全部「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」で歌ったとしても、採点項目で高得点が取れれば、点数は高くなるのです。
本当に上手い歌とは
本当に上手い歌というのは、聞いてるだけでドキドキしたり、わくわくしたり、時には悲しくて泣いてしまうような、心を揺さぶる歌です。
私の大好きな歌手の一人である、玉置浩二さん。
技術的な歌の上手さもありますが、一番は何か訴えかけてくるような、説得力のある歌声です。
試しにこちらを聞いてみてください。(YouTubeに飛びます)
「サーチライト」という曲で2013年にリリースされました。
字幕がなくても、歌詞が聞き取れます。
歌が上手いとは、高い音が出せる、低い音が出せる、声量が大きい、シャウトが出せるなどなど・・・・・そういうことではないのです。
玉置さんの歌声を聞いた瞬間に、「うわ、これ歌上手い奴だぁぁぁ」みたいな感じになりますよね。
歌の技術はあくまでも、自分の歌を表現するためのテクニックであり、採点するものではないのです。
採点はあくまでも参考程度にしましょう
採点が全てになってしまうのは、本当にもったいないです。
採点で高得点を出せる人というのは、歌の技術はかなり高いレベルにあります。
人を感動させる歌というのは、技術が必要です。
極端な話、歌う時に感情をこめなくても、人を感動させる歌というのは歌うことができます。
悲しそうな表情をつくり、悲しそうな歌声を作れば、作り物であっても人は感動します。
もちろん高い歌唱技術が必要になりますが・・・
歌唱技術を、高得点のために使うのではなく、人に聞いてもらうために使ってみましょう。
採点で高得点をとると、機械が褒めてくれます。
人を感動させれば、人が褒めてくれます。
人に聞かせるための歌が、いつの間にか機械に聞かせるための歌になっていませんか?
まとめ
今回はかなり書きたいことを、書き殴った感じです。
でもどうせ歌うなら、機械に向けてではなく、人に向けて歌えるようになりたいものです。
ではでは