大人数で歌うイラスト

語尾を意識した歌い方ができると歌が上手く聴こえる件

  • 2020年8月26日
  • 2021年5月31日
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大人数で歌うイラスト

どうも、きゃわ@icosoyamaです。歌のトレーニングを独学で10年以上続けています。

今回はかなり細かいところなのですが、語尾の歌い方についてまとめていきたいと思います。

語尾を意識するとめちゃくちゃプロっぽく聴こえます

劇場で歌う人

私は歌うことが大好きでプロや素人問わず、色々な人の歌を聴いているのですが、プロと素人の一番の違いは語尾の処理だと思うくらい、歌う時の語尾は大切です。

語尾をどう処理するかで、歌の印象もかなり変わるんですよね。

語尾の処理はかなり難しいです

例えば語尾の処理にもいくつかありまして、しゃくり上げる、下げる、軽くビブラートする、ノンビブラートで歌うなどです。挙げればきりがないほど、他にも色々な処理の方法があります。

ぶっちゃけ語尾の処理って結構難しいのです。なぜかというと正解がないからです。

当然人によって声質や歌い方、曲に対するアプローチが違うので、自分で語尾の歌い方を考えないといけないんですよね。

考えるといっても、素人の私達が自分なりに考えても上手くいくかは分からないです。であれば、基本的には原曲の歌い方を真似するのがおそらく正解に近いはずです。

歌い手にも依りますが、1曲の中でも語尾の歌い方は様々だと思います。個人的には曲を流しつつ、自分も歌い方を真似て歌うのが一番効率の良い練習方法だと思います。

色々な語尾の歌い方を真似することで、自分の引き出しが増えていくので、必ず将来的に役立つはずです。

語尾には色々な種類があります

ここで少しだけ語尾の歌い方を紹介していこうかと思います。

・しゃくり上げる

アップテンポな曲を歌う場合、しゃくり上げるとリズムが強調されて聴いている方がノリやすくなります。

しゃくり上げて歌うのって、意識しないと結構難しいです。大抵意識しないで歌うと、語尾の音程を上げるなんてことはしないですからね。

全てにおいて言えることですが、やりすぎるとしつこくなりますので、しつこくなりすぎないくらいにしゃくり上げるようにしましょう。

・音を下げる

次は語尾の音を下げる歌い方です。

語尾の音を下げると、暗い感じというか哀愁漂う雰囲気になります。バラードや悲しい曲にはぴったりですね。

しゃくり上げるのはしつこいとNGですが、音を下げるのは頻繁に使用しても、個人的にそこまでしつこい感じがしないんですよね。

割と頻繁に使えるテクニックですので、ぜひ覚えておきましょう。

・軽くビブラートをかける

個人的に一番おすすめのテクニックですね。

プロも頻繁に使っているのですが、語尾にビブラートを軽くかけるだけで、違和感のない歌にすることができます。違和感の無い歌とは説明が難しいのですが、語尾を特に意識しないで歌うと、なんというか子供が童謡を歌ったみたいな幼い歌に聴こえてしまうんですよね。

ですが、語尾に少しだけビブラートをかけることによって、幼い感じを消しつつそれっぽい歌い方にすることができるのです。

・ノンビブラート

ノンビブラートはかなり技術のいる歌い方です。

ノンビブラートの良いところは、力強さをアピールできるところです。

ただノンビブラートって結構難しいんですよね。ある程度歌いなれてくると、ビブラートって自然にかかってしまうものなので、意識してビブラートをしないようにするのはかなり技術がいるのです。

ノンビブラートのコツは、少しだけ喉の力を入れて喉が震えないようにすることです。

ノンビブラートを使う場合は、特に強調したい歌詞を歌う時などに使用すると良いです。

プロは細部までこだわって歌っています

考える男性

色々な語尾の歌い方を紹介してきましたが、果たしてプロは本当に語尾を意識しながら歌っているのか気になりますよね。

上記の答えはもちろんYESでして、むしろ素人の私なんかが考えるよりも、もっと深くこだわっているはずです。

音楽を耳にする機会は日常的にあるかもですが、意識して歌を聴く機会ってあまり無いんですよね。そして意識してプロの歌を聴くと、語尾だけでなく色々なところにこだわりがあるのが分かるはずです。

ただ歌が上手いだけではおそらく人に聴かせられるような歌を歌うのって難しいと思います。自分でよく考えて、こだわりを持って歌うことが大切なのです。

考えながら歌うことが大切です

これは私が最近意識している事ですが、考えながら歌うようにしています。

ぶっちゃけ自分の歌いたいように歌った方が気持ち良いのですが、歌詞の意味などを考えながら歌うと、より説得力のある歌になるんですよね。

上記は少し抽象的な表現で申し訳ないのですが、例えば「会いたい」という歌詞があったとして、猛烈に恋人に会いたいという気持ちなのか、もう死んでしまった恋人に会いたいという気持ちなのかなど、色々な感情がありますよね。

上記の感情を考えながら歌うと、より人に聴かせられるような歌になっていくのです。

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