どうも、きゃわです。
歌う時のテクニックの一つに裏声があります。
効果的に裏声で歌えると、とてもかっこいいのですが、裏声でしか歌えないという人もいるようです。
私も以前は裏声でしか歌えなかったのですが、ここ最近は何とか地声で歌えるようになりました。
同じような悩みを持っている方に、裏声でしか歌えなかった私が地声で歌えるようになった方法を紹介していきます。
裏声でしか歌えない原因は普段の話し声
裏声でしか歌えないのは、生活習慣による可能性が高いです。
普段から地声を出さないと、地声を出す感覚を忘れていきます。
もしくは、合唱部の経験がある人は、裏声で歌うように矯正されている可能性もあります。
普段の話し方から変えるのはとても難しいですが、ある程度地声を出す感覚を掴みさえすれば、地声を出すことは容易です。
長年の癖を直す方法
さて、癖を直す方法ですが、長年体に染みついた癖はなかなか直りません。
ぶっちゃけ地声で話せている感覚を自分の中に得られるまでには、1年以上かかるでしょう。
ですが、歌う時だけ地声を出すのであれば、そう長い年月はかかりません。
普段話している時に、わざわざ地声を意識して発声する人はいません。
ですが、歌う時だけ地声を意識することはできます。
初めのうちは、歌う時に地声を意識して発声するようにしましょう。
地声を出す時は喉を意識してはいけない
地声というと、硬くて強い声の印象がありますが、喉を意識する出し方はあまりおすすめしません。
確かに喉を狭めるようにすると、それっぽい地声が出ます。
ですが、その地声は喉を締めすぎている可能性が高く、あまり響きのない声になっているでしょう。
地声の出し方については以下の手順を踏むと良いです。
- 地声をイメージする
- イメージに沿って声を出してみる(必要以上に喉を意識しない)
- その結果喉が狭まる
喉を狭めた結果地声が出るのではなく、地声を出そうとした結果喉が狭まる所がポイントです。
地声のイメージについては、自分が理想とする歌手の声でも良いですし、こういう声を出したいというものでも良いです。
地声を出すのが難しい場合は物真似でOKです
どうしても地声を出すのが難しいと感じる場合、物真似をしてみましょう。
物真似は発声改善にとても効果のある練習方法です。これは私が10年以上発声改善に取り組んできて、一番効果があったので間違いないです。一応物真似についての記事も紹介しておきます。
「歌い方を研究することが歌うまへの近道です」
物真似の良い所を簡単に説明すると、その人の発声を習得できることです。
発声が悪いと感じている場合、喉の使い方や口の開き方、声の響かせ方などの様々な要因が絡んでいます。
自分なりにボイストレーニングするのも良いのですが、より実践的に学べる方法として物真似は最適です。
地声を出すことに抵抗を覚えないことが重要です
地声を出し慣れていないと、最初のうちは「この発声で本当に合っているのかな?」と不安になるかもしれません。
地声は少し喉を狭めるような感覚が伴うので、今まで裏声中心の発声をしてきた人にとっては、喉に力を入れる感覚に少し抵抗を覚えるんですよね。
「歌う時は脱力が大事」なんて教わることもあるので、力を入れることに敏感になってしまうのです。
ですが、地声を出すために最低限力を入れるのは問題ないはずです。
地声の発声に慣れる必要があります
裏声でずっと歌ってきた人は、ひとまず地声で歌うことに慣れましょう。
普段の声の出し方より違和感がある状態が正常なのです。
地声に慣れるまでは違和感が続くかもですが、正常な違和感です。