どうも、アラサーのきゃわ@icosoyamaです。
私は、数年前に完全に社会からドロップアウトして、今は完全にニートです。
ぶっちゃけ今は、減りつつある貯金と自分の不甲斐なさに葛藤しながら毎日を過ごしています。
私がただ甘いだけと言われればそれまでですが、世の中には私のような社会不適合者もいまして、なかなか働くのが難しい人間もいるのです。
ただ、私がいくら嘆いたところで社会が変わるわけではありません。
つらい現実を突きつけられてもなお、頑張って生きていかなければいけない人間の話をしていこうと思います。
自分が変われば現実も変わるというのはおそらく嘘です
私はエンジニアとして働いていたことがあるのですが、なかなか周りとコミュニケーションがとれずに仕事が進まなかったことがあります。
当時の私は、流石にこのままではまずいと思い、「明日から分からないところは全部聞いて、テキパキ仕事をこなせるようになろう」と考えを改めることにしました。
翌日、たくさん質問をして仕事をそれなりに進めることはできたのですが、帰りの電車で猛烈に胸が締め付けられるような感覚が襲ってきたのを今でも覚えています。
正直かなり無理をしているなと感じましたし、当然そのような仕事の進め方は長く続かず、また以前と同じようなコミュニケーションがとれない状態に戻ってしまいました。
おそらくほとんどの人は、今の自分を変えることなんて不可能なはずです。
頑張って変わったつもりでも、実際は変わったように見せてめちゃくちゃ無理をしているだけだったり、裏ではめちゃくちゃ悩んでいたりするはずです。
自分を変えるなんて言うのは、自分に嘘をつくのと同じです。
自分に嘘をついて現実を捻じ曲げたって、そこにあるのは噓の現実なのです。
考え方を180°変えたところでつらい現実は変わりはしません
例えば、新卒で入った会社がめちゃくちゃ忙しくて毎日遅くまで残業している新入社員がいるとします。
人間は適応する生き物なので、最初のうちは「みんな頑張っているから自分も頑張ろう」などと思い、仕事に精を出すでしょう。
ですが、そんな生活を3ヶ月~半年くらい続けていれば、耐性のない人は突然限界が来ます。
突然会社に来なくなってしまう人がいるのは、会社が嫌というよりは、自分の考えと会社の考えが合わないことが原因のはずです。
考え方を変えるくらいでつらい現実を乗り越えられるなら、誰だって悩みませんよね?
きついものはきついし、つらいことはつらいのです。
つらい現実が変わったのではなくつらい現実から目を離そうとしているだけです
つらい現実が考え方一つで変わるなんてことはあり得ません。
結局、自分の都合の良いように考えてつらい現実をなんとかつらくないものにしようとしているだけなのです。
会社に頑張って適応している人の例として、「仕事はたくさんあるけどやった分だけ自分の成長に繋がるから一つ一つ頑張ろう」みたいな人っていますよね。
上記のような人を馬鹿にするつもりは一切ありませんし、むしろすごいと思います。
ですが、自分の成長を考えるなら、仕事をたくさんやる必要がありますかね。
仕事は程々にして家に帰って業界の勉強とか、自分のスキルアップに努めた方が有意義なはずです。
個人的には、自分の成長という耳障りの良い言葉を自分に言い聞かせているようにしか思えないのです。
現実がつらいと感じたら今の状況を俯瞰で見るしかないです
私は10年くらい会社員をしていましたが、つらい時は自分を上から俯瞰で見ていました。
確かに自分はそこに存在しているのですが、心は全く別のところにあるといった感じです。
第三者視点で自分を操作しているかのように現実をプレイしていくしかありません
ゲームのキャラクターを操作するのとは違いますが、つらくてどうしようもない時は自分をただの器だと思って、キャラクターを操作している気分になるしかないです。
ゲームのキャラクターは気分とか体調とかは関係ありません。
プレイヤーが操作した通りに動きます。
つらい時に自分の心であれこれ考える必要はありません。
心は別のところに一旦置いて、器の体だけで行動していけば良いはずです。
つらい時には自分がロボットだと思って動いた方が心が痛まなくて済みます
メンタルが弱い人は、何も考えない方が良いです。
つらい状況にある時に、あれこれ考えてもおそらく改善しないですし、考えるだけ無駄なことが多いはずです。
周りから何を言われようがどう思われようが関係ないのです。
つらい時には、心を閉ざして淡々と体を動かすだけで何も考える必要はないのです。