どうも、きゃわ@icosoyamaです。私は過去に2年間エンジニアとして働いていたことがあります。
以前私は「新卒で適応障害になり退職して転職できた話【無理をしない】」という記事を書きました。エンジニア時代に精神病になってしまったのですが、なんとなくですが、個人的にエンジニアはうつ病などの精神疾患になりやすいのかなと思います。
私が実際に精神的に参ってしまったということもありますが、当時エンジニアとして働いた時に、同じ現場で精神的に病んでいなくなってしまう人が結構いたんですよね。
完全に私個人の意見ですが、エンジニアとうつ病について考察していこうと思います。
エンジニアの仕事環境はうつ病になりやすい
エンジニアがうつ病になりやすいと思う理由は仕事環境です。
エンジニアの仕事は人と話す機会はありますが、基本的には個人プレーです。
まずは、エンジニアの仕事環境について考えていきたいと思います。
基本的に人と話す環境ではありません
人と話す機会はあるのですが、エンジニアの仕事は基本的に1人で行います。誰かと協力して行うこともあるかもですが、作業自体は1人1人に仕事が分担されるので個人個人が責任をもって仕事を行うのです。
ただ上記のような環境だと、どうしてもパソコンとにらめっこになってしまうので、人と話す機会が自然と減ってしまうんですよね。
エンジニアをやっていると隣に同僚がいるにも関わらず、1時間くらい誰も話さないのはよくあることです。
私は人と話すのがあまり好きではないので、これに関してはあまり精神的に病むポイントにはなりませんでしたが、人によっては黙っているのがつらいという人もいるのではないでしょうか。
ですがみんな自分の仕事に集中しているので、気楽に話せる雰囲気ではないんですよね。
打ち合わせなどが無いとおそらく誰とも話さない可能性もあります
ほとんどの場合、打ち合わせや朝のミーティングなどがあるはずなので、一言も話さない日は無いと思いますが、たまに打ち合わせなどが1件も入っていない日とかだと、全然話さないこともあります。
良く言えばみんなもく黙々と仕事をしているのですが、私はこの環境があまり好きではありませんでした。
人と話すことは好きではないのですが、周りが静かだと単純に質問しにくいんですよね。ぶっちゃけ私はコミュ障なので、何かきっかけがないと人に話しかけるのにとても苦労します。
話しやすい雰囲気であれば、私から話しかけることもできるのですが、静かなので話してはいけない雰囲気みたいのがあって、とても話しかけづらいんですよね。
コミュニケーションが苦手な人だと、上記の私のように悩んでいる人もいるはずです。
エンジニアの仕事は個々に割り振られるので、仕事は個人プレーです
エンジニアの仕事は個人個人に仕事が割り振られます。そのため、基本的には個人プレーで仕事を行うのです。
人によっては個人プレー最高と思う人もいると思いますが、これから個人プレーのメリット、デメリットについて解説していきますね。
個人プレーのメリット、デメリット
まず個人プレーのメリットは下記の通りです。
- 誰にも邪魔されない
- 自分の裁量で進められる
一番のメリットは、誰にも邪魔されないので基本的にとやかく言われることは無いです。もちろんお客さんに見せる資料とかですと、レビューなどもあるかもですが、資料を作成するのは自分なので基本的に自分の作ったものがベースになります。
また、ある程度自分の裁量で仕事が進められるので、帰る時間も自分で調整することができます。例えば月曜日は少しだけ残業して7割くらい仕事を終わらせてしまえば、残りの火曜日から金曜日までは定時で帰ることも可能だと思います。
次にデメリットを下記に挙げてみます。
- 仕事が全て自己責任
- 自分のレベル以上の仕事だとほぼ詰む
まず、当然自分に割り振られた仕事は全て自己責任になります。個人的にこれが結構問題だと思っていまして、2番目に書いた自分のスキル以上の仕事を割り振られることもあるのですが、そうなってしまうとほぼ100%仕事が終わらないんですよね。
自分のスキル以上のことを仕事で求められるのは成長する良い機会かもですが、当然周りのフォローは必要だと思うのです。ですが、基本的にIT業界って周りの人達の協力はないものと思った方が良いです。
周りのエンジニア達って、結局自分の仕事を終わらすことしか考えていません。当然と言えば当然です。だって、自分の担当分の仕事だけ終わらせていれば問題ない訳ですからね。
例えば未経験の新人エンジニアが、全く意味の分からない仕事に直面した時に耐えられますかね。私が新人の頃は意味の分からない仕事ばかりやらされてきたので、精神的に参ってしまいました。
とりあえず数合わせのために新人エンジニアをプロジェクトに参加させて人員を確保しているような現場なんてたくさんあります。そういった現場で新人エンジニアにきちんとフォローがあれば良いですが、おそらくほとんどの現場ではフォローに手が回らないはずです。だって人がいないから新人エンジニアをレベルの高い現場に送り込む訳なので、新人エンジニアを教育している時間なんてないからです。
個人プレーは沼にハマるとガチで病みます
私が過去に経験したことですが、当時新人エンジニアだった私は自分の仕事の進め方というか、何をやったら良いのかも分からず、朝から晩まで仕事をしていました。休日も会社に出勤していたのを覚えています。
正直仕事のレベルが自分より高すぎると、何をやったら良いのかも分からないんですよね。
上記のような状態になると、ぶっちゃけ病みます。当時の私はもちろん仕事をしようとして周りの人に聞くのですが、あまり教えてくれないんですよね。みんな自分の作業で忙しく、新人エンジニアに手取り足取り教えている時間がないのです。
私が思うに新人エンジニアに厳しすぎる現場は結構あると思います。そして私のように仕事について深く考えすぎてしまうような性格だと、沼にハマってどんどん病んでいってしまうのです。
仕事は個人プレーだが分からないところはガンガン聞いてしまった方が良い話
今までの話を踏まえた上で、エンジニアがうつ病にならないようにするには、分からないところはガンガン聞いてどんどん人に相談した方が良いということです。
特に新人エンジニアの場合、他人の都合など考えなくて良いと思います。きちんとフォローのある現場であれば良いのですが、現実問題フォローがきちんとしている現場は珍しいです。であれば、自分からどんどん相談してフォローせざるを得ないようにしてしまうしかないです。
鬱陶しがられるかもですが、そんなの関係ないですよね。自分の仕事を終わらすためであれば、周りにいる先輩エンジニアをこき使ってやれば良いのです。
周りが教えてくれないのであれば、無理矢理教えてもらうしかないのです。
無理矢理にでも人とコミュニケーションを取った方がおそらく精神的に良いです
それに、無理にでも人に相談した方がおそらく精神的には楽になるはずです。なぜかというと、一人で悩んでいるよりは人に相談した方がなんとなく仕事が進んでいる感じがするからです。
個人的にぶっちゃけ仕事は終わらなくても良いと思います。もちろん終わるように努力する必要はあるのですが、どう頑張っても終わらないような仕事を振られることもあります。
分からない仕事は一人で考えていても絶対に分かりません。であれば、周りの人達に聞きまくって周りの人達に解決してもらえば良いのです。私は2年くらいしかエンジニアとして働いていませんが、このくら図太い方が長続きすると思います。