どうも、きゃわです。
先月勤めていたIT企業を辞めました。半年ほど働いたんですがね、どうしてもIT業界とは性格的に合わないみたいです。
私は新卒でSEになって1年半ほどで辞めて、別業界に転職したのですが再びIT業界に戻ってきたという経歴です。
一念発起して再びIT業界でやっていこうと意気込んでいたのですが、どうしても性格的に合わないので辞めてしまいました。
現在エンジニア市場は売り手市場なのは確かだと思います。
未経験でも採用活動している企業がたくさんありますからね。
ただこれからエンジニアになろうと考えている人は、ちゃんと自分の目的をしっかりと持った方が良いです。でないと、会社にいいように使われるだけですので。
上記について少し深堀していきますね。
未経験のエンジニアは将来像を明確にした方が良い
未経験からエンジニアになるのであれば、将来エンジニアとして独立したいですとかゴリゴリ開発してスキルを身につけたいみたいな将来像は明確に持っておいた方が良いです。
なぜかというと何となくでエンジニアになると99%挫折するからです。
IT業界は現在未経験でも採用活動をしている企業が多数ありますので、割と売り手市場ですが技術職なのでスキルを身につけるのに大体3年はかかるんですね。
3年くらいなら余裕と思うかもしれませんが、ぶっちゃけ3年って結構きついですよ。まあ私は2年くらいしかIT業界で働いてないのですが、もうIT業界では働きたくないと思うほど嫌いになりましたね。
嫌いになった理由はこの後で詳しく説明しますが、IT業界って結構カオスな空間でして未経験とベテランがごちゃ混ぜの現場がたくさんあるんですね。
反骨精神が強い人とか絶対にIT業界で成功してやると思っている人は、勝手に成長していくと思うのですが、何となくでIT業界に入った人ってマジで自分が何もできなさ過ぎて辞めていくということが普通に起こるんです。
なので途中で挫折しないためにも、自分なりの将来像は必ず持っていた方が良いです。
最初は何が分からないのかが分からない状態
初めての現場はおそらく何も分からないと思います。
おそらく最初はパソコンのセットアップなどから始めると思うのですが、意外とセットアップで躓くことも多いんですよね。
パソコンのセットアップは基本マニュアルに沿って行いますが、マニュアルが古かったりリンクのURLが切れていたりして、順調に進まないこともあります。
もちろん周りの人に聞けば教えてくれますが、業務でも似たようなことが起きるんですよね。
この資料はどこを修正したら良いのかとか、作業を依頼されたけどExcelの関数やマクロの使い方が分からなくて、作業が進められないのような状況になることは多々あります。
慣れてくると自分で調べて解決できるのですが、エンジニアになりたての頃ってとりあえず分からないから人に聞くんですよね。
人に聞くのは悪い選択ではないのですが、IT業界って分からないところはとりあえず自分で調べろ、みたいな暗黙のルールがあります。
多分IT以外の業界では逆ですよね。仕事で分からないところは先輩や上司に逐一確認して、仕事を進めていくと思います。
個人的にとりあえず自分で調べろってIT業界の悪いところだと思っています。
自分で調べた後にちゃんと教えてくれるのであれば良いのですが、現場に行くと結構みんな冷たいのでそこまで丁寧には教えてくれないんですよ。
要点だけ教えてくれたりピンポイントで教えてくれたりするのですが、最初の内って手取り足取り教えてもらわないと分からないんですよね。
ただある程度IT業界に長くいる人だと、未経験者がどこで躓いているのかを把握できなくなるんですよね。自分の中では当たり前だと思っている知識でも、IT未経験の人にとっては全く当たり前ではないのです。
エンジニアは勉強必須
私は何となくでエンジニアになったのでほとんど勉強はしませんでした。
ただ本気でエンジニアで成功したいのであれば当然勉強はした方が良いです。
最初は資格の勉強がおすすめですね。取る資格は何でも良いと思いますよ。ITパスポートでもJavaを勉強しているのであればOCJPとかでも良いと思います。
とりあえずIT未経験で入社したのであれば、1年目はどういう業界なのかを知るところから始めるのが良いです。
資格の勉強はIT業界の基礎用語や知識の習得に役立ちますので、最初の内は勉強しておくと良いです。
会社にいいように使われないためにエンジニアになった目的を明確にしましょう
私が現場で仕事をしていて思ったのは、めちゃくちゃスキルを持っているエンジニアでもすごくロースキルの仕事をしている人もいるのです。
本人が満足しているのであれば別に良いのですが、どの業界でも同じですがある程度スキルを身につけてくると会社に振り回されてしまうんですよね。
要はどこの現場でもそこそこ良い働きをしてくれる人材は重宝されるので、会社にいいように使われてしまう可能性があります。
そんな時は自分が何のためにエンジニアになったのかを思い出すようにしましょう。