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歌い方は人それぞれ。自分の歌い方が分からない人は、自然に歌ってみよう

  • 2019年7月30日
  • 2023年9月14日
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歌い方は、人によって異なります。

地声が強い人、歌詞をはっきりと発音する人、息が多めの人など、様々です。

 

私は長年ボイストレーニングなどをしてきて、色々な歌い方をマスターしてきました。

 

今回は、歌い方が分からない人や自分の歌い方を改善したい人向けに、まとめていきます。

 

 

 

今の歌い方は、必ず誰かの歌い方に影響を受けている

 

歌うイラスト

 

皆さんは、自分の歌を録音したことはありますか?

録音したことが無い人は、まず自分の声を客観的に聴くところから始めましょう。

 

実際、録音した声と、自分が普段出していると思っている声は、かなりイメージが違うはずです。

 

普段私達は、体の中で響ている声を聴いています。

響いている声は、綺麗に聴こえます。

 

ですが録音された声は、体の外に出た声です。

当たり前ですが、自分以外の人間は、体の外に出た声を聞いています。

 

つまり、普段自分で聴いている声ではなく、録音した声を基準にしなければならないのです。

 

そして録音した声を分析してみましょう。

以下の点に注目するのが良いでしょう。

  • 発声(地声・裏声の比率)
  • 抑揚
  • 声をどこに響かせているか(喉・口・鼻など)
  • 発音の正確性

 

そして、今の歌い方に似ている歌手が、必ず1人はいるはずです。

 

もしくは、歌う時に無意識にその歌手に寄せていることもあります。

 

自分らしく歌うことは、とても難しいです。

なぜなら、誰かの曲を歌う時点で、その人の歌い方に無意識に寄せてしまうからです。

 

皆さんも経験があるはずです。

歌っている内に、だんだんと、原曲の歌手の歌い方に寄せてしまうのです。

 

これは仕方のないことです。

 

むしろ原曲通りに歌うことは、良いことです。

原曲通りに歌えば、しっかりとその曲を表現できます。

 

ですがそれではただの物真似になってしまいますので、自分の歌い方を確立する方法を紹介していきます。

 

 

物真似をすることで、たくさんの歌い方をマスターできる

矛盾するかもしれませんが、自分の歌い方を確立するには、物真似が一番です。

 

歌手の物真似には、たくさんのメリットがあります。

正しい発声をマスターできたり、様々なテクニックを身につけたりできます。

 

ボイストレーニングは、発声の改善に繋がりますが、歌唱技術の向上には繋がりません。

 

私は一時期、ボイストレーニングばかりしていた時がありました。

ですが、なかなか歌が上手くなりません。

 

そこで、歌手の歌い方を分析するようになったのが、きっかけです。

 

物真似をしていく内に、確実に歌い方は変わります。

 

色々なジャンルの歌手をコピーすると良いです。

そうすることで、自分の歌い方の幅を広げることができます。

 

 

たくさんの歌い方をマスターして、最後に残ったものが自分だけの歌い方

 

人の顔

 

物真似をしていくと、新たに吸収した部分と、不要になった部分が厳選されてきます。

 

今まで正しいと思っていた歌い方よりも、新しい歌い方の方が自分に合っていることもあります。

 

物真似をすると、上記のような発見がいくつもあります。

 

そして不要なものをそぎ落とし、新しいものを身につけ、最後に残ったものがあなただけの歌い方になるのです。

 

私自身まだ、自分独自の歌い方にはたどり着いていません。

ですが、確実に自分の歌が上手くなっているのは、実感しています。

 

皆さんも、まずは1人、自分の好きな歌手を物真似してみてはいかがですか?

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