歌う女性

歌に感情を込めすぎてしまう人がやりがちなこと

  • 2020年5月23日
  • 2021年5月31日
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歌う女性

どうも、きゃわ@icosoyamaです。独学で歌のトレーニングを10年以上続けています。

歌で人を感動させるって凄いことですよね。私もまだまだその域には達していないのですが、一つだけ確実に言えることは、感情を込めすぎて歌うと感情的な歌にはならないということです。

過去の私はとにかく感情的に歌っていた時期があったのですが、なんというか聴き手に過剰に自分の感情を押しつけた独りよがりな歌になってしまうんですよね。

これから感情を込めすぎないためにどうすれば良いのかを、深堀していきますね。

感情的に歌うのをやめるべきです

NOの文字

まず人を感動させたいのであれば、自分が感情的になるのは絶対にダメです。

例えば、よく知っている友人が失恋をしてその友人がラブソングを泣きながら歌えば事情を知っている人は感動するかもしれませんが、何も知らない人が聴いてたらちょっと怖いですよね。

ラブソングを泣きながら熱唱されたら全く知らない人は歌を聴くというより、少し戸惑ってしまいますよね。

ですので人を感動させたいのであれば、自分の感情を爆発させるべきではないのです。

聴き手はあなたの感情を知りたい訳ではないです

ではどうすれば感情をほどよく込めて歌えるのかというと、聴き手のことを考える必要があります。

ここでいう聴き手とは、普段自分とは全く関りのない人を想定すべきです。不特定多数の聴き手にどうやって感動的な歌を伝えるのかを考えるのです。

間違っても自分の中にある感情を聴き手に強要してはいけませんよ。先程も触れましたが、聴き手は歌い手の感情を知りたい訳ではないですからね。

人を感動させるにはよく考えて歌うこと

不特定多数の聴き手が感動する歌というとかなり難しいですよね。

個人的に人を感動させる歌は基本的なことが大事だと思うのです。例えば歌詞を全て覚えているとか、音程を正確に取ることができるとかですね。

ただ大きな声を出せばよいとか、ビブラートをすれば感動的な歌になるかというと、そうはならないのです。

歌で感動させるにはもっと基本的なところが大事でして、歌詞が聴こえるようにしっかりと発音するとか、バックの音楽をちゃんと聴きながら歌の強弱を考えることが重要なんです。

もちろん技術的なことも大切なのですが、どうすれば聴き手が歌を聴いた時に感情移入しやすいかを考えることの方がもっと大切なのです。

自分の感情を過剰に表現してはいけません

歌う男性

よく「感情を込めて歌いましょう」なんて学校などでは言われますが、結果的に感情のこもった歌に聴こえれば良いだけであって、感情を込めて歌う必要って全くないんですよね。

であれば歌う時には自分の感情は一旦殺して、聴き手のことだけを考えて歌うべきなのです。

自分の感情をぶつけて聴き手が感動するとは限らないです

独りよがりの感情的な歌ほど虚しいものはないです。

自分の中だけで盛り上がって、周りはきょとんとしている訳ですからね。

大前提として人類がみんな分かり合うのって不可能ですよね。それと同じで自分と他人が完全に分かり合うのも不可能なのです。

自分が感動するものが必ずしも相手が感動するとは限らないです。

ですので歌う時に自分本位で歌うべきではないのです。

歌詞の意味を考えてただ歌詞を読む、これだけで聴き手に伝わります

前半でも少し触れましたが、歌詞の意味を理解してしっかりと歌詞を読む、これだけでも歌って成立するんですよ。

今まで自分の感情に任せて歌っていた人は、一度ただ歌詞を読んで歌ってみて欲しいのです。

感情に任せて歌うより歌詞をしっかり読んで歌った方が、何の感情を込めていなくても割と感情のこもった歌に聞こえるんですよね。

逆説的に聴こえるかもしれないのですが、上記は本当でして、感情をバチバチに込めた歌い方って自分の中で完結してしまうんですよ。

ですが、歌詞を理解して歌うようにすると感情を込めなくても十分感情が伝わってくるんですよね。これは単純に自分の感情を込めないことによって、聴き手が歌に感情移入しやすくなるからだと思うのです。

もちろん自分の感情を込めた歌が聴き手に刺されば問題ないのですが、聴き手全員が自分と感性が一緒とは限らないですよね。ですので感情を込めた歌に聴かせたいのであれば、感情を込めてはいけないのです。

歌詞の意味をよく考えて聴き手が感情移入しやすいような、歌い方をするべきなのです。

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