細かいところですが、歌う時に語尾まで意識できるようになると、格段にレベルが上がります。
今回は、私がボイストレーニングをしてきて分かった、語尾を綺麗に歌うコツを紹介していきます。
語尾の歌い方は様々
語尾の歌い方は様々です。
何でも良いので、1曲通してプロの語尾の歌い方を聴いてみましょう。
1曲の中で何通りもの、歌い方をしているはずです。
私が思う綺麗な語尾の歌い方を、紹介していきます。
- ビブラートをかける
- しゃくり上げる
- 音が下がる
- ノンビブラートで歌う
パッと思いつくものを挙げてみました。
多くのプロ歌手が多用しているのは、語尾に少しビブラートをかけるやり方です。
ビブラートを深めにかけたり、浅めにかけたりするだけでも、かなり歌の印象が変わります。
逆にビブラートを全くかけない技法もあります。
ノンビブラートは、かなり難しいです。
普通に歌っていると、声は自然に揺れてしまうものなので、非常に高い技術が必要です。
その他は、音の上げ下げです。
語尾の音を上げたり下げたりすることで、表現の幅を広げることができます。
例えば、アップテンポな曲ならば、語尾を上げて、悲しい曲ならば、語尾を下げると、雰囲気が出ます。
フレーズ毎に適切に歌い分けよう
語尾の歌い方は様々ですが、必ず言えることは、歌詞に合った歌い方をする必要がるということです。
語尾の音を上げれば、明るく聴こえます。
逆に下げれば、暗く聴こえます。
歌詞の意味を正しく理解して、フレーズ毎に適切な語尾で歌えるようにしましょう。