どうも、きゃわです。
私はこれまでに、大学を卒業してから、2つの会社に勤めたことがあります。
1社目は、割と大きめのIT企業です。
そして2社目は、警備会社です。
どちらの会社が良かったというわけではありませんが、2社目の警備会社では、とても良い経験をさせていただきました。
職歴の多い人は面白い
1社目の、大学卒業後に入社したIT系の会社は、中途採用者はあまりいませんでした。
働いている人のほとんどが、新卒から働いている人や、フリーでSEとして契約している人たちでした。
働いている先輩や上司は、みんな家庭を持っている人が多く、絵にかいたような「普通のサラリーマン」という人が多かったです。
先輩や上司は、みんな真面目で仕事にもしっかり取り組む人ばかりでした。
私は1年半ほどで退職してしまいますが、初めての会社で、社会人としての色々な基礎を学ぶことができました。
その後、2社目の警備会社に入社しました。
警備業界は全体的に、中途採用者が多いです。
就職市場では、不人気な業界なので、中途採用者が多いのは仕方がないのです。
私の入社した警備会社も、半分くらいが中途採用者でした。
24歳の時に転職したのですが、中途採用者だからといって、特に線引きされることもありませんでした。
警備会社には様々な人がいました。
大企業を退職して警備員になった人や、4~5回転職を繰り返した後に、警備員として落ち着いている人など、色々な人がいました。
かなり個性的な人が多く、仕事では毎日何かしら事件が起きていました。
事件といっても、仕事でのミスが頻発していたわけではありません。
仕事に対する考え方や、やり方が人それぞれ違うのです。
もちろん人によって、少しやり方が違うことはあります。
ですが、少しというレベルではないんですよね。
業務の最終目的は全員同じなのですが、それぞれが全く違うルートを使って、ゴールにたどり着くんですよね。
正直私は、「こんなんで仕事として成り立つのか・・・?」と思っていました。
ですが、意外と何とかなるものです。
1つ目の会社とのギャップに、初めは驚きを隠せませんでしたが、各々が個人プレーをする仕事の仕方もあるのだと思いました。
仕事のミスに寛容
誰しも仕事でミスしたことは、あると思います。
人間の行う作業なので、必ずミスは付きものです。
1社目の会社では、ミスをするとかなり怒られました。
仕事のミスは、会社の利益に直接繋がるものもありますので、当たり前のことだと思っていました。
ですが2社目の会社では、ミスに非常に寛容な職場でした。
正直ミスに寛容な職場というのが、良い職場かは分かりません。
しかし、職場の先輩方は人がミスすることに慣れていて、結構笑って済ませてしまうことが多かったのです。
私の個人的な見解になりますが、職歴が多いと色々なことを経験しているので、誰かがミスしたくらいでは、皆さん動じないんですよね。
「仕事ではミスをしないのが当たり前」という認識ではなく、「人間なのだからミスをするのが当たり前」という認識の人が多かったです。
色々な視点で自分を見つめなおすことが大切
2つの会社を経験することで、色々なことを学ぶことができました。
同時に、1つの視点に縛られることは、とても危険なことだと感じました。
皆さんの職場にも、融通の利かない上司や先輩が周りにいるかもしれません。
融通の利かない人というのは、他の世界を知らないのです。
職場では、融通の利かない人たちとも関りを持たなければなりませんが、「この人たちは視野が狭いなぁ」と、心の中で思ってやりましょう。
せっかく生きていくのならば、広い世界を知っている人間になりたいですよね。