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SES企業の経歴詐称がなぜ起こるのか解説します

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どうも、きゃわです。

私は、IT企業で2年程働いていたことがあります。

その時の、別の会社からSESでプロジェクトに参加していた人が、かなり経歴を盛っていた時の話を交えてSESの経歴詐称について解説していきたいと思います。

履歴書と同じである程度盛るのは仕方ないができないことをできる風に書くのはダメでしょ

挨拶するイラスト

SESで現場に入場する際には、必ず顧客面談があります。

この面談自体も派遣先は労働者を選べないので本当は違法なのですが、事前の顔合わせという形で行われることが多いです。

その際に自分の経歴やスキルを説明するために、スキルシートを作成するのですが、途中からSESで参加した人はかなり盛って書いていたんですよね。

例えばLinuxの研修をほとんどやっていないのに、Linuxの基本操作をマスターしていたり、そもそも研修で触れてもいないJavaScriptを使用できることになっていたりです。

就活などでも、多少経歴を盛ることはあると思います。

例えば本当は夏休みに海外旅行に行っただけなのに1ヶ月間ホームステイしていましたとかですね。

上記であれば海外に行ったことは本当なので、面接でもある程度ちゃんとした話ができると思いますし、入社した後でも話の辻褄が合わなくて困ることはないと思います。

ですができもしない言語を扱えるですとか、使用したこともないOSを使用できるというのは、後々困るんです。

現場に入るともちろんお客さんは、面談時にできると言っていたことはできるものだと思って接してくるので、確実に嘘がばれるんですよね。

ベンチャー企業には要注意!営業は仕事を取ることに必死でエンジニアのことは何も考えていない

私は割と大きめのIT企業とベンチャーのIT企業で働いていたことがありますが、ベンチャーのIT企業には注意した方が良いですね。

ある程度大きなIT企業ですと、そもそもSES主体ではなく会社規模のチームで客先に常駐させるというスタイルを取っているので、客先で自分一人だけ別の会社ということはそうそうありません。

ベンチャー企業の場合、まだまだお客さんとの関係を構築中で会社規模で大人数人を送れる現場が少ないので、SESという形で人材を有効活用しているのです。

ITベンチャーに就職すると営業からは、「良い経験になるから」とか「このお客さんの案件なら絶対大丈夫だから」など言われると思いますが、ぶっちゃけ何の根拠もないので全て無視した方が良いです。

これは、いわゆる営業トークでして真に受けるとめちゃくちゃ苦しい状況になります。

営業視点で考えて欲しいのですが、営業はとにかくエンジニアを現場に入れて会社の売り上げを上げなければなりません。

派遣先が多少ブラックな現場だったとしても、何とかエンジニアを言いくるめて現場に入ってもらうようにするのが営業の仕事なのです。

エンジニアとしてスキルを身に付けたいのであれば、そこそこ暇な現場で定時後に自分で色々勉強した方がスキルが身につきます。

もしくは、バリバリ開発の現場などにしてもらってコードを書きまくった方が自分のためになります

当たり前のように不正をしている企業は早々に見切りをつけるべき

SES企業の中には、経歴を盛って新人エンジニアでもそこそこ経験のあるエンジニアのように仕立て上げているのも事実です。

どこの企業もやっているからという理由で、会社に経歴を盛られてしまうと、何だか不正の片棒を担がされている気分でとても嫌ですよね

ある程度エンジニアを良く見せることは確かに必要ですが、さも当たり前のように不正をしている企業とは関係を持たない方が良いはずです。

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