今回は、警備員の基本動作についてまとめてみました。
それでは行ってみましょう~
警備員の基本動作
警備員として働くにあたって、必ず新任研修を受けなければなりません。
これは、警備業法という、法律で定められています。 たとえ、アルバイトであっても、必ず受講しなくてはなりません。
新任研修で必ず行う、基本動作について説明していきます。
1.気を付けの姿勢
まずは、気を付けの姿勢から。 直立不動の姿勢です。
簡単に言うと、下のイラストのような姿勢です。
ポイントとしては、
- 顎を軽く引いて、遠くを見つめる
- 指の先まで力を入れて、ちゃんと伸ばす
- 両かかとをつけ、適切に足を開く(会社によって開く角度が違います)
この3つを意識すると良いでしょう。
③番の足の開き方ですが、警備会社によって違います。 60度開くところもあれば、45度のところもありますので、会社に合わせて適切な足の角度を保ちましょう。
2.左向け左(右向け右)
一度は体育の授業でやったことあると思います。
まず、左向け左を説明します。「左向け左」と、号令がかかったら、心の中で「1,2」と数えるとやりやすいです。
- 始めは気を付けの姿勢からスタートします
- 「左向け左」と号令がかかります
- 「1」と心の中で数えて、左かかとと、右のつま先を軸にします。
- 軸を中心に、左に90度回ります。
- 「2」と心の中で数えて、後ろにある右足をそのまま左足の方にもっていき、気を付けの姿勢に戻ります。
注意点回転するときに、大きく体勢を崩したり、手が体から離れないようにしましょう。
右向け右は、今の逆バージョンだと思ってください。
一応説明しておきますと、
- 始めは気を付けの姿勢からスタートします
- 「右向け右」と号令がかかります
- 「1」と心の中で数えて、右かかとと、左のつま先を軸にします。
- 軸を中心に、右に90度回ります。
- 「2」と心の中で数えて、後ろにある左足をそのまま右足の方にもっていき、気を付けの姿勢に戻ります。
3.回れ右
後ろに1回転するやつです。 回れ右は、心の中で「1,2,3」と数えましょう。
- 始めは気を付けの姿勢からスタートします
- 「回れ右」と号令がかかります
- 「1」と心の中で数えて、右足を左足の後ろまで引きます。
- 「2」と心の中で数えて、両足のかかとを軸にして、180度回ります。
- 「3」と心の中で数えて、前に出ている右足を左足に合わせ、気を付けの姿勢に戻ります。
結構ここで躓く方は多いです。 特に体重の重い人は要注意です。
かかとを軸に回るのですが、自分の体重をなかなか抑えきれないみたいです。そういう時は、回る前に少し反動をつけると、回りやすくなりますので試してみてください。
4.脱帽と着帽
警備員は必ず帽子かぶってますよね。 あの帽子のことを、「制帽」といいます。
「脱帽」とは、制帽を脱ぐこと。
「着帽」とは、制帽をかぶることです。
脱帽から説明します。
- 気を付けの姿勢からスタートします
- 「脱帽」と号令がかかります
- 素早く右手で制帽のつばを握り、制帽を持ったまま気を付けの姿勢に戻ります
注意点制帽を持って気を付けの姿勢に戻る時に、制帽をかぶる側が見えないようにしましょう。
制帽をかぶる側は、体の方に向けて、外に見えないようにします。
続いて着帽です。
- 脱帽の状態からスタートします
- 「着帽」の号令がかかります
- 右手に持っている制帽を素早く頭にもっていき、制帽をかぶります
着帽は普通にかぶるだけなので、特に問題ないと思います。
5.休め
最後に休めです。
- 気を付けの姿勢からスタートします
- 「休め」と号令がかかります
- 素早く足を肩幅まで開きます。それと同時に、後ろで指を組みます
体育の時間でやったことあると思います。
これにも、一応注意点があります。
注意点後ろの指の組み方は、右手の親指以外の4本を、左手で握ります。
指を組んだ時の位置ですが、警備員は必ず、帯革というものをします。
腰のあたりにベルトみたいなものをするのですが、ちょうど帯革の辺りに、指を持っていきます。
まとめ
以上が、警備員の基本動作になります。
もし忘れた時などは、参考にしてください。
それではまた~