どうも、きゃわ@icosoyamaです。私は独学で歌のトレーニングを10年以上続けています。
歌う上で音程が上手く取れないと、歌っている方も聴いている方も微妙な気持になりますよね。
個人的に音程が取れない原因は単純に曲の聴き込み不足か、上手く声を出せていないのが原因だと思っています。
上記についてこれから深堀していきますね。
音程を取りたいのなら曲を完コピすべきです
音程を取る前の事前準備として、曲を完璧に覚える必要がありますよね。
当たり前ですが、曲を完璧に覚えていなければ音程が分からないですからね。
音程が取れなくて悩んでいる人は、そもそも曲の聴き込みが甘い場合があるんですよね。特にフレーズの最初と最後の音程の聞き込みが、十分ではないことが多いと思うのです。
私も同じなのですが、フレーズの中間付近の音程って割と覚えやすいのですが、最初と最後の音程って結構曖昧になりやすいのです。
なぜかというと、フレーズの最初と最後って意識しないとあまり聴けない部分だからです。
曲を聴く時に、フレーズの最初だけリピート再生なんてしないですよね。この曲いいなと思っても、実際は曲を流れで聴いてしまうんですよね。流れで聴くとはどういうことかというと、フレーズを細部まで聴くことができずに、なんとなく覚えやすい音程のところだけ聴いてしまうのです。
上記のように、意識して曲を聴かないと細部の音程を聴きとるのって、意外と難しいのです。
曲の音程を覚えなければ音程は取れません
当然曲を細部まで聴き込まなければ、音程を取ることはできないのです。
曲の音程を覚えるというのは、ただ聴き流して聴いていれば良いということではなく、曲の音程を意識して聴いて覚えるということなのです。
完コピするためのおすすめ練習法
そして、曲を完コピするための個人的におすすめの練習法があります。
それは物真似です。
歌手の物真似をしつつ、曲も覚えてしまおうという練習法ですね。この練習法の良いところは、歌手の物真似をすることで曲の歌いまわしや声の出し方を体感で学べるところです。
そして物真似をしていく過程で、曲の音程も完璧に覚えられるはずです。
音程を覚えるのにも歌唱力アップにも物真似がおすすめです
私は物真似を歌唱力アップのための練習法として普段用いているのですが、物真似は音程を覚えるのにも最適ですよね。
音程って意識して覚えていかないと、細かいところが覚えられないのですが、物真似をしていくと細かい歌いまわしや音の取り方も真似できるので、音程が取りやすくなるのです。
また、以前「歌唱力の効率的な上げ方【ひたすら真似る】」の記事にも書いているのですが、物真似は歌唱力アップに最適な練習法です。
物真似を極めていくと、歌手の歌い方や声の出し方を自分の力にできるので、音程を取るにしても歌の上達を図るにしても、とりあえず物真似しておけば良いかなと思います。
曲を完璧に聴き込んでも音程が取れない場合はおそらく声が上手く出せていません
もし曲をめちゃくちゃ聴き込んでも音程が取れないという場合は、おそらく声の出し方が大きく間違っている可能性が高いです。
声の出し方が間違っているとはどういうことかというと、自分のイメージ通りに声が出ていないので、音程が取れているつもりでも実際は音程が取れていないという状態になっているのです。
自分のイメージした音と実際に出している声が違う場合は、録音して改善するしかないです
ぶっちゃけ声が上手く出せていない場合は、自分の声を録音して地道に改善していくしかないです。
自分の声って聞いたことありますかね。一度もない人は、試しに自分の声を聴いてみて欲しいのですが、おそらくほとんどの人が自分の声に違和感を覚えると思います。
まずは自分の声を把握して頂いて、マイク乗りの良い声、つまり通る声にしていけば良いと思います。
声が通るようになると、自分の声を認識しやすくなるんですよね。例えば、ぼそぼそと歌っている声と、遠くまで聞こえるような通る声では、自分の声を自分の耳で聞く時の聞こえ方が圧倒的に違うはずです。自分の声が認識しやすくなると、声が良く聞こえるようになるので、音が取りやすくなるのです。
そして、声を改善するためには先程も言いましたが、物真似が最適なのです。
歌手の物真似は、歌手の声をそのままコピーできるので、限りなく正しい発声に近づけてくれるのです。