月を見る人

麻雀の放銃率は低ければ良いと言う訳でもない話

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どうも、きゃわ@icosoyamaです。麻雀歴10年で、平均順位は大体2.40前後です。
めちゃくちゃ強い訳ではないですが、そこそこ強いとは思っています。

麻雀において放銃率は結構大切な値ですが、放銃率が低い人が麻雀が強い人かというとかなり微妙です。

放銃率がめちゃくちゃ高くて強い人は見たことがないですが、放銃率が平均より少し高いけど、麻雀の強い人は割といます。

これから、麻雀の放銃率はどのように捉えたら良いのかについて解説していきますね。

放銃率を気にして麻雀を打つのはやめるべきです

砂時計

私が麻雀を始めて2年くらいは、「放銃するのは良くないこと」という考えがあり、かなり守備的に打っていました。

無駄な放銃を減らすことはかなり大事なのですが、放銃を気にして麻雀を打つのは目的が間違っているんですよね。

勝つために麻雀をしているのに、1人だけ相手に放銃しないために麻雀を打っているのはおかしいはずです。

麻雀は放銃を減らすゲームではありません

普通の人だと、放銃率の平均は12%くらいでして、プロだと多分10%くらいになるはずです。

ある程度上記のような目安はありますが、あくまでも麻雀で勝つために打った結果、12%くらいの放銃率になるという話でして、最初から放銃を減らすことを目的に麻雀を打っている訳ではありません。

私がよく麻雀を打つ友人に、放銃したくないからほとんど立直を打たない人がいるのですが、自分がめちゃくちゃ良い待ちなのに先制立直を打たないのは、麻雀としては正しくないはずです。

通常、勝つために良い待ちで先制立直を打って良いはずです。

捲り負けて放銃するのは仕方のないことです

放銃したくない人の意見として、「先制立直を打った後に追いかけられて放銃するのが嫌だ」という意見があります。

麻雀は立直を打った後は、アガリ牌以外はツモ切りしなければいけないので、捲り負けてしまう時もあります。

ですが、麻雀の強い人は追いかけられても勝てるような自信のある待ちで立直したり、追いかけられるリスク込みで立直をしています。

何も考えないでとりあえず聴牌即リーは、個人的には思考停止だと思いますが、明確な立直すべき理由があって立直した結果相手に振り込んだのであれば、それは仕方がないはずです。

放銃したくないから立直を打たない選択が増えると負け組になります

あまり立直を打たない私の友人は、ぶっちゃけ結構負け越しています。個人的に、他人の打ち方についてあれこれ言うのは好まないので何も言いませんが、立直を打たないから負けているのは明らかです。

立直を打つにしろ打たないにしろ、明確な理由を持って選択しなければいけません。

立直するべき手はちゃんと立直すべきです

例えば、南2局ラス目の子で8巡目に「平和+ドラ1」の両面聴牌をしたとします。
河を見ると親が5巡目にドラの6筒を切っていてかなり速度がありそうだと読めます。

上記のような時に、親に押し返されるのが嫌だからといって、南2局ラス目で立直しないのは間違っているはずです。放銃するが嫌という理由で、麻雀の敗因を自分から作っているんですよね。

ダマテンで他家から2000点アガッても、その後の展開がかなりきついはずです。南2局の「平和+ドラ1」をダマテンにしたことで、負けてしまうことがあるのです。立直していれば、もしかしたら満貫のツモアガリになった可能性もありますよね。

満貫をアガレれば、もしかするとトップも見えたかもしれません。

勝つためにはリスクとリターンのバランス感覚が大事です

個人的に、麻雀はバランス感覚がかなり大事だと思っていまして、リスクとリターンを考えて選択することが重要です。

例えば、50000点のトップ目で2着と20000点以上離れている状況で、ドラ表示牌のカンチャン待ちを立直する行為は、リスクに対してリターンが見合っていないはずです。

愚形なうえに、ドラ側のドラ表示牌が待ちになっている時点で、かなりきついです。自分は、20000点以上点差のあるトップ目なのに、わざわざ立直してまでリスクを冒す必要はないはずです。

上記のように、立直した時のリスクとリターン、もしくは他家からの立直に対して無筋を押す時のリスクとリターンなど、様々な場面においてバランスを保ちながら打つことが重要です。

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