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麻雀の平均順位はそこまで気にしなくて良い話

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どうも、麻雀歴10年のきゃわ@icosoyamaです。

私は雀荘で打った時の順位を管理しているのですが、平均順位は2.43くらいです。(400戦くらいの成績です)

ネット麻雀だと、平均順位や放銃率などを記録してくれるので、ある程度その数値を参考に打ち方を考えるはずです。

麻雀を始めた頃の私は、平均順位が高い方が麻雀は強いと思っていました。

確かに、平均順位が高い方が麻雀は強いのですが、個人的に麻雀が強い人と麻雀で勝つ人は少し違うと思っています。

上記を踏まえつつ、平均順位との付き合い方を解説していきますね。

麻雀は平均順位ではなくポイントを競うゲームです

チャート

そもそも、麻雀って順位ではなくポイントを競うゲームなんですよね。

例えば、25000点持ちの30000点返しでウマが10-30のようなルールがありまして、そのルールに則ってポイントが計上されます。

平均順位ばかり見ているといつの間にか負け組になってしまうかもしれません

例えば、直近10戦の平均順位が2.40の人が2人いたとします。

そして、内訳が下記のような感じ。

  • Aさん…1着3回、2着2回、3着3回、4着2回
  • Bさん…1着1回、2着5回、3着3回、4着1回

たった10戦の結果で麻雀の強さを測るのはナンセンスですが、上記の結果の場合、Aさんの方がBさんよりも圧倒的に強いです。

最初にも言った通り、麻雀はポイントを競うゲームなので、ポイントをたくさんもらえるトップを多く取った方が強者になります。

具体的な数字を出してAさんとBさんの強さを比較していきたいと思います。

実際には半荘ごとに38000点のトップとか16000点の3着などという、点数と着順が存在しますが、ここでは一律に1着40000点、2着30000点、3着20000点、4着10000点としてポイントを計算したいと思います。

ルールは先程例に出した、25000点持ちの30000点返しでウマが10-30とします。
上記のルールで計算すると各順位のポイントは以下の通り。

  • 1着…+60
  • 2着…+10
  • 3着…ー20
  • 4着…ー50

上記のポイントを先程のAさんとBさんの順位に当てはめてみると、Aさんが+40でBさんが±0となります。

平均順位は同じなのに、ポイントで結構差が出ますよね。

2着3着が多くてラスやトップが少ない人は要注意です

過去の私は、平均順位はそこそこ良いのにポイントがあまり稼げない状態でした。

上記のような人の特徴として、2着3着が異常に多い傾向が挙げられます。

要は、安定を求めすぎてラスもあまり引かないけどトップもあまりとれない麻雀になっているんですよね。

ほとんどの雀荘でトップが偉いルールになっています

ボード

ここで注目したいのは、ほとんどの雀荘でトップがかなり偉いルールになっていることです。

先程の25000点持ちの30000点返しでウマが10-30は、割とオーソドックスなルールです。(執筆時現在、Mリーグでも採用されています)

トップの割合が少ない人は完全に負け組です

ポイントをプラスにするには、トップを取るのが一番効率が良いんですよね。

基本的に、2着と3着を1回ずつ取るとほとんどの場合でマイナスですが、トップとラスを1回ずつ取るとほとんどの場合でプラスにできます。

要は、ポイントを効率よく稼ぐにはラスよりもトップをたくさん取れば良いことになります。

トップを取りにいかない麻雀はとてもポイント効率が悪く、ジリジリとマイナスになってしまいがちです。

ラスを恐れてトップを狙えない人は平均順位を気にしすぎです

麻雀をしていると、極端にラスを嫌う人っているんですよね。

確かにラスは取りたくありませんが、トップを狙える状況でラスに怯えてトップを狙わないのは、麻雀で勝ちにいっているとは言えないはずです。

私は先月の平均順位が2.43だったのですが、内訳が以下の通りです。

  • 1着…32.84%
  • 2着…17.91%
  • 3着…22.39%
  • 4着…26.87%

67回の結果なので、少し順位に偏りがあります。

一番注目して欲しいのは、ラス率がかなり高いですが、それ以上にトップを取っているという点です。

本当はもう少しラス率を下げられると良いのですが、それでも2着と3着の差が-4.48%で、1着と4着の差が5.97%となっています。

先程の、1着+60、2着+10、3着-20、4着-50と仮に考えた場合、2着と3着を1回ずつ取ると-10になり、1着と4着を1回ずつ取ると+10になります。

上記を加味すると、2着と3着の差が-4.48%で1着と4着の差が5.97%なので、ポイント的にもプラスになるはずです。

トップを狙にいくと必然的に勝負する回数が増えるので、放銃が増えます。
放銃が増える分ラスが増えると考える人がいますが、それは違います。

確かにラスの回数は増えますが、その分トップの回数も増えるはずです。
トップの回数が増えれば、ラスの割合は必然的に下がります。

それに、トップは狙わないと取れませんが、ラスはどれだけ回避しようと思っても引く時は引きます。

トップ率が低い人は、トップの重要性を考え直してみましょう。

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