どうも、きゃわ@icosoyamaです。
私は麻雀を10年以上やっていまして、雀荘での平均順位が500戦くらいやって2.43です。そこまで強い訳ではありませんが、負け組ではないはずです。
個人的に、私は麻雀をしている時には3つのことを意識しながら常に打っています。
結論から言うと、「押し引き」、「相手の手」、「自分の手」です。
上記について、これから詳しく解説していきますね。
麻雀では押し引きがほとんどを解決します
押し引きについては、以前「麻雀で強くなるには押し引きだけ極めれば良いという事実」という記事で詳しく書いていますが、麻雀の勝敗はほとんど押し引きが関係しています。
ぶっちゃけ、押すべき時に押せない人やオリた方が良い場面でオリられない人が負けてしまうのです。麻雀って、自分が打っている時は正しく打っているつもりでも後で「あの時なんでオリなかったんだろう」と思い返すことってありませんかね。
打っている時って、意外と冷静ではない時もありまして、ネット麻雀などで牌譜を見直すと良いです。
麻雀で勝てない人は押し引きが明確ではありません
麻雀には、面前派とか打点派とか鳴き派など色々な打ち方がありますが、どの打ち方でも強い人は存在します。ぶっちゃけ、麻雀プロでも面前派で強い人もいれば鳴き派で強い人もいますので、麻雀のスタイルで強さは測れないはずです。
私が麻雀を始めて3年間くらいは色々な打ち方を試していました。最初は面前高打点型でしたが、鳴いて聴牌を早める型にしていた時もありました。結局今は、基本は面前だけど鳴かないと間に合わなさそうな時は鳴くというスタイルに落ち着きました。
ただ、個人的に打ち方は自分の性格に合ったものを選ぶべきだと思っていまして、どの打ち方が良いというのは特にないと思います。
麻雀は損得だとか期待値だとか難しい話もありますが、そんなことを考えながら打つのはプロの領域のはずです。普通に勝ちたいだけならそこまで難しく考えなくても勝てます。
そして、勝つために必要なのが押し引きです。
押し引きを明確にすると麻雀が簡単になります
個人的に、麻雀は押し引きを明確にした方が簡単になるので、簡単にできるところは簡単にした方が良いはずです。
例えば、自分が1副露して2000点の両面聴牌をしている時に親からリーチが来たらどのくらい押すかどうかは、事前に親からリーチが来た時にどのくらいまで押すかを決めておけば押し引きがシステム化できます。
個人的には、2000点の両面聴牌なら結構押すという感じです。ただ、人によっては「2000点は微妙。3900点くらいあればまあまあ押す」という人もいるかもしれません。
2000点と3900点の差は、その人が親のリーチに対してどのくらいの打点なら押した方が得だと思っているかどうかの差です。その人が今まで麻雀を打ってきて出した答えなので、この差は人によって違うはずです。
ですが、たまにめちゃくちゃ押し引きが極端な人がいます。
例えば、何があっても全ツッパの人とかリーチが来たら即オリてしまう人などです。
上記は問題がありまして、押し引きを明確にするとは自分がやりたいように線引きするのではなく、これまでの経験を踏まえて押し引きを決める必要があります。
全部の局で全ツッパして勝てる訳がありませんし、全部オリても勝てません。自分が打ちたいように押し引きを決めるのではなく、「最近押しすぎな気がするから打点がない手ではオリるようにしてみよう」と修正する必要があります。
ただ、上記の方法だと独りよがりなのでプロの対局を参考にする方法もあります。
Mリーグや上位のリーグに出場しているプロは強いはずなので、打ち方は違っても押し引きは共通している場合が多いです。
特になぜこの手で追っかけリーチをしたのかとか、逆に鳴いて聴牌を入れてしばらく相手のリーチに押していたのになぜここでオリたのかを考えると、押し引きの参考になるはずです。
相手の手と自分の手を考慮して押すか引くか決めるべきです
ぶっちゃけ、ある程度押し引きが分かればそこそこ勝てるようになりますが、もっと勝ちたい人はその他の情報も取り入れて考えるべきです。
例えば、自分が3900点の両面聴牌を入れているところに親からリーチが来たとします。ただ、河を見ると自分のアガリ牌が6枚見えている状態だと、いくら両面待ちで打点がそこそこあっても自分の手の価値はそこまで高くありません。
親からのリーチは高いことが多いので、上記の手で押し返すのはかなり苦しいと判断できます。自分の手と相手の手を比較しつつ押し引きの判断材料にする必要があります。
相手の打点は読めなくても早いかどうかは結構読めます
見え見えの混一色やドラがポンされているという分かりやすい情報であれば、打点は読みやすいですが、リーチの打点を読むのって結構難しいですよね。
私は10年以上麻雀をしているので、「平和系の手かな」とか「赤が1つありそうだな」と読める時もありますが、それでも完全に読むのは無理です。
ただ、相手の手が早いかどうかは割と誰でも読めるはずです。
例えば、ドラが6筒で5巡目に真ん中のドラの6筒を切ってきたら「そろそろリーチかな」とか「もしかしたらダマテンが入ったかもな」などと読むことができます。
相手のシャンテン数が分かれば、押し引きの判断材料として非常に価値があります。
自分の手がどうにもならなそうな時は早々にオリることも重要です
麻雀をしていると、自分の手が悪い時に必死に頑張ってしまう人がいます。どうしても落とせない親番とかなら仕方ないかもですが、麻雀は配牌の時点で差がついてしまうゲームなので、自分の手が悪いなら引き気味に打つことも重要です。
引き気味に打つというよりは、自分の手が悪い時に無意味な放銃をしないことが大事です。
例えば、自分の手が配牌で赤が2つあってリャンシャンテンで8巡目に他家のリーチに放銃した場合と、配牌でドラがなくメンツもなく聴牌までめちゃくちゃ遠い状態で、安牌を序盤から切り落として8巡目に放銃した場合では、結果は同じでも後者の放銃は防げたはずです。
どうにもならない手、クソ手の時に頑張らないことは結構重要です。麻雀のアガリ率なんて20%前後なので、アガル局よりもアガレない局の方が多いです。アガレル手は全力でアガリにいって、アガレない手は必死に耐える方が良いはずです。
自分の手をきちんと評価して押し引きの判断材料にすることが重要です。