さて、社会人ともなれば一度は考えるであろう転職について今回は書かせていただきます。
皆さんの周りにも転職された経験がある方、いらっしゃると思います。私の周りもほとんど転職経験がある方ばかりです。
その中で、今回紹介したいのは、、、
ずばり、【警備員】です。
早速警備員の種類について紹介したいと思います。
【1号警備】
いわゆる施設警備と呼ばれるものです。常駐警備とも呼ばれます。
よくオフィスビルや商業施設で立哨、もしくは巡回している警備員さんっていますよね?
ビルなどの施設を警備するのが1号警備です。
私のお勧めはこの1号警備だったりします。
というのも、私も施設警備員として働いたことがあるのですが、一番のメリットは仕事を覚えるのが楽ということです。
ここで誤解してほしくないのが、仕事が楽というわけではないということです。
私も実際に警備員として働くまでは、楽な仕事だと思っていました。(というか、私の場合、前の仕事がきつすぎて楽な仕事を選びました)
しかし、警備員の業務は多岐にわたります。
本業は警備することですが、実際は接客をする機会が非常に多いです。
立哨・巡回中の道案内などは1日に必ずと言っていいほどあります。
また、拾得物対応(落とし物のことです)や、受付での業者対応など皆さんが見ていないところでも業務を行っています。
しかし、その分お客さんにお礼を言われた時などはとてもやりがいを感じる仕事でもあります。
接客の部分だけ話しましたが、本来の警備という部分でも、もちろん業務を行わなくてはなりません。
有事の際は、不審者・不審物対応を行わなくてはなりません。
ですが、どの警備会社でも必ず教わることですが、基本的に警備員は自身の安全を第一に行動することを求められます。
例えば、施設内で刃物を持った人が暴れているといった時に、その人を取り押さえることは警備員には不可能に近いです。
そういった場合は、一般人の避難などを優先して行うと同時に警察への通報が一番の急務です。
その際、無理に犯人を捕まえる義務は警備員にはありません。
ほかにも様々な業務がありますが、以上が1号警備の内容となります。(申し訳ありませんが、今回は筆者の経験をもとに書かせていただいておりますので、機械警備に関しては割愛させていただきます。)
【2号警備】
続いて2号警備です。
2号警備は簡単に言うと、交通誘導になります。
よく道路などで、誘導棒(赤く光ってる棒みたいなやつ)を振っている誘導員を見かけるかと思います。
少し1号警備の話に戻りますが、施設警備でも交通誘導を行うことがあります。
それは、駐車場の誘導業務です。
駐車場は公道などとは異なり、施設内という位置づけのため1号警備でも行うことがあります。
ちなみに、警備員が行うのが交通誘導で、警察が行うのが交通整理といいます。
簡単に違いを説明すると、
交通誘導→拘束力なし
交通整理→拘束力あり
という違いがあります。
要は、警察が行っている交通整理には従わなくてはいけないけれども、警備員が行う交通誘導には、従う義務がないということです。
では、どのように警備員は車両を誘導しているのでしょうか?
それは、車に乗っているドライバーさんに協力してもらって誘導しているのです。
車を停車させる際もドライバーさんの協力の下、車を止めているのです。
なので、たまに勘違いして誘導棒を乱暴に扱う警備員もいますが、協力してもらうので丁寧に誘導業務を行う必要があります。
また、誘導業務という特性上、かなり天候に左右されやいです。
雨や雪の日などはとても大変です。
【3号警備】
3号警備は貴重品輸送です。
皆さんは、駅などのATMで2人組で作業を行っている人を見たことはありませんか?
そうです!その人たちこそが、貴重品輸送を行っている警備員です。
契約しているATMへの現金の補填などを行います。
現金を扱う作業になるため、基本2人組で作業します。
一般的に、1号警備よりは比較的給料が高く設定されているため少しでも多く稼ぎたい人にはお勧めかもしれません。
【4号警備】
最後は4号警備です。
4号警備は、簡単に言うとボディーガードです。
上記の3つとは、大きく性質の異なる業務となります。
言い方は悪いですが、何か起きた時には警備対象の命を守るために自ら盾になる場面もあります。
映画とかでよく見ますね。
ボディーガードいわゆる身辺警備に関しては、独自の規則などもあったりします。
例えば、身長は180cm以上でなければならない。武道出身者でなければならない。などなど、さまざまな制限があり、なろうと思ってなるには難しいかもしれません。
しかし、仕事の難易度ゆえに給料はかなり高いと聞きます。
条件をクリアできて、挑戦してみたい!という方にはいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事で、皆さんが警備員という職業に目を向けていただけたら幸いです。
それではまた、次の機会に。。。