どうも、きゃわです。私は過去に施設警備員として3年程働いていたことがあります。
まず、警備員には施設警備や交通誘導警備などがあります。
どちらの仕事をするにしろ、警備員業界は全体的に遅刻や欠勤に厳しいです。
もちろん電車が遅れたですとか、昨日から高熱が下がらないなどの適切な理由があれば問題はありません。
今回は、私が施設警備員として3年間働いて感じたことをまとめていきます。
警備業界が遅刻・欠勤に厳しい理由
警備業界が遅刻・欠勤に厳しい理由は2つです。
1つ目は、遅刻・欠勤者のカバーをするのが前日勤務者だからです。
どういうことかというと、施設警備の現場では24時間勤務のところが多いです。普通24時間勤務の後は、明けといってその日は一日休みになります。
ですが、遅刻・欠勤者が出てしまうと明けの人たちにカバーをしてもらうのです。
本当は24時間勤務の後に、続けて勤務してはいけないことになっています。
しかし、実際には明けの人たちにカバーをお願いしているのが警備業界の実情です。
そして2つ目は、警備員には身だしなみやきちんとした立ち振る舞いが求められるからです。
警備員が契約先のお客様から求められることは、いくつかあります。
ですが、警備員が一番契約先のお客様から求められているのは、施設や現場の顔としてしっかりとしていることです。
ですので遅刻や欠勤をしないという当たり前のことができないと、契約先からあまり良い印象を持たれなくなってしまいます。
前日勤務者をいたわることが大切
施設警備員になると基本的には24時間勤務になるでしょう。24時間勤務ではなくても警備業という仕事の特性上、夜勤は避けられません。
実際に夜勤を経験した人は分かると思いますが、前もって睡眠をとっていても眠くなります。
警備員の仕事はそこまで難しいことは、要求されません。
ですが、気を抜くことは許されない仕事です。
身体的にきつい面もありますが、精神的にもかなりきついです。
そのため、必ず前日勤務者が勤務を終了する時にはいたわってあげましょう。
交代するタイミングの少しの時間でも良いので、一声かけてあげるだけでも前日勤務者は嬉しいものです。
業務だけでなく、同僚にもしっかりとした態度で臨むようにしましょう。
自分の不注意で遅刻してしまったときの対処法
前述した通り、普段から同僚とコミュニケーションを取っていれば、仮に自分の不注意で遅刻しても最小限の被害で抑えることができます。
もし遅刻してしまった場合、そのカバーに入っているのは前日の勤務者です。
遅刻してしまったのは仕方のないことですが、遅刻の要因になりそうなことは排除してしまいましょう。
- 遅刻の要因
- 夜更かし
- 目覚ましのセットし忘れ
- 体調管理
警備員になるのであれば、上記には特に注意する必要があります。特に朝の弱い人などは注意です。
誠意をもって謝る
人間にミスはつきものです。
どれだけ遅刻や欠勤に注意して過ごしていても、ミスをしてしまう時があります。自分の不注意で遅刻や欠勤をしてしまう時は、誠意をもって謝ることが重要です。謝るのは当たり前のことですが、謝る人にも注意しましょう。
遅刻や欠勤のカバーをしてくれた人に謝るのは当然のこととして、人員を確保してくれた管理職の人にも謝りましょう。
例えば、24時間勤務をしていて、「あと2時間で帰れる!」と思っていた時に、上司から「誰々さんが風邪を引いたそうだからカバーしてくれないか?」と言われたとします。
風邪であれば仕方がありませんが、24時間も拘束されたうえに、カバーさせられる前日勤務者の気持ちと、同じく人員確保のために、憎まれ役にならなければならない上司の気持ちを考えてみましょう。
そのくらい、警備業界の人員確保は大変なことなのです。
いつも以上に仕事に全力で取り組む
やってしまったことは仕方のないことです。
同僚の信頼を得るには、いつも以上に仕事に励むしかありません。
例えば、同僚が早めに休憩を取れるように自分の休憩時間を少しつぶすなど、やりようはいくらでもあります。
一番は、遅刻・欠勤をしないことです。
これから警備員を目指す人は、ミスをなくすように生活すると良いです。
ミスをなくすことは、警備員の業務の品質向上にも繋がります。