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IT業界は想像している300倍くらい大変だということ

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どうも、きゃわです。

私は2年間くらいIT業界で働いていたことがあります。開発と保守の現場にいたことがあるのですが、IT業界は合わない人にはとことん合わないところだなと思います。

上記についてこれから深堀していきますね。

IT業界は非常にクローズドな空間だということ

パソコンで作業する人

IT業界というとオープンで色々なところに繋がっているイメージを持っている人もいるかもですが、実際はめちゃくちゃ閉鎖的な空間です。

IT未経験から現場に入ると分かりますが、現場の人はめちゃくちゃ冷たいです。それに他の業界と違ってIT業界は分からないところはまず自分で調べろみたいな風潮がありまして、なかなか質問しづらい環境なんですよね。

仕事で分からないところがあれば普通先輩や上司に聞くのですが、IT業界は自分で調べて解決できるのが理想みたいな風潮があるのです。

初めてIT業界に入ると広いオフィスに40~50人大人が集まって、誰も喋らずにパソコンを操作しているのですが、私はその光景が気持ち悪くて仕方がなかったですね。

コミュ力がない人はIT業界では100%やっていけない

私は元々内向的な性格だったのでコミュ力がなかったのですが、IT業界では結構コミュ力が求められます。

というのも例えばIT未経験もしくはIT業界で1年くらい働いていました、くらいの経歴ですとおそらく仕事で分からないところがめちゃくちゃ出てくると思います。

私の経験ですが最初の内は、一日に10回くらい先輩や上司に質問することもあるんですね。私のようにあまり人と関わるのが得意でない人ですと、質問するだけで気を遣いますし自分自身が疲れてしまうんですよ。

IT業界はパソコンを操作するだけだから人と関わる必要はないと思っている人もいるかもですが、実際は真逆でめちゃくちゃ人と関わりますからね。ですのでIT業界でコミュ力が無いのは、かなり致命的な欠点になります。

一人で一人前になるのはおそらく不可能です

コミュ力が無かった私ですが、それでも頑張って早く一人前になろうとはしていました。ですが一人で一人前になるってめちゃくちゃ辛いです。分からないところがあって自分なりに色々調べてはみるものの、正解には辿り着けず、結局先輩や上司に聞いて解決はするのですが、自分は何でこんなこともできないのだろうと日々自己嫌悪していました。

学校や仕事では通常、先生や先輩などにやり方を教わって自立していきますよね

IT業界では自立するまでのステップがかなり多いのですが、先輩や上司と良好な関係を保ちつつ自分をステップアップできる人がIT業界で活躍できる人なのです。

私の場合一人で全部やってやると背負いすぎてしまい、体調を壊してしまったんですよね。もしかしたら一人で一人前になってしまう人もいるのかもしれませんが、個人的にはおすすめしません。茨の道ですからね。

現場に入ったら最後、能力があろうがなかろうが一定の成果を求められます

人とコミュニケーションを取るのも嫌でしたが、私がIT業界でもう一つ嫌だったのは能力の有無に関わらず仕事を任されることですね

早くステップアップしたいとかもっと難しい仕事をやりたいみたいな思考の人はいいかもしれませんが、私のような着実に自分のできることを増やしていきたいという思考を持っている人にとっては地獄でしたね。

例えば実際にあったのが入ったばかりの現場で、その現場でしか使用していないようなシステムの保守業務を任されたときですね。

もちろんチームメンバーは他にもいたのですが、私以外のメンバーは保守ではなく全く別の開発業務をしていたので、事実上私一人でそのシステムを管理しなければならなくなったんですよ。

もちろんネットなどに情報が落ちているわけではないので、社内のコマンドのマニュアルを見ながら色々試行錯誤していたのですが、当然触ったことのないシステムなど管理できるはずもなく、成果物の納期が守れずお客さんに怒られたこともありました。

ITの現場では割と上記のような事が起こり得てしまうんですね。私は問題だと思っているのですが、如何せんIT業界もかなり人手不足なのでとりあえず人員を補充するみたいなプロジェクトも発生しているのです。

IT業界で成功したいなら長い目で見た方が良いです

考える男性

私はおそらくもうIT業界に戻ることはないと思いますが、IT業界で成功したいのであれば細く長くを意識した方が良いと思います。

IT業界に入ったばかりの頃って、プログラミングを頑張るとか資格の勉強を毎日やるみたいな、目標を立ててしまいがちですが最初の内の目標は、とりあえずIT業界に慣れるとかで良いと思います。

じゃないとやっていけないんですよね。私だけかもしれませんがIT業界で長くやっていくって結構ストレスですよ。仕事が終わらないと12時間以上パソコンとにらめっこしなくちゃいけない時もあるのです。

IT業界で長くやっていきたいのであれば、仕事なんて終わらなくても新人の内は責任なんて取らされないので、とりあえずゆっくり一つ一つ仕事を覚えていけば良いと思います。

毎日少しずつ勉強すべきです

余裕があれば仕事が終わった後に勉強した方が良いですね。

私がIT業界にいた頃は、平日は残業がかなりあったのであまり勉強時間は取れませんでしたが、休日は2~3時間くらいはプログラミングの勉強などに充てていましたね。

いきなりベテランエンジニア並みのスキルを得るのは無理です。現場に行くとプログラミング以外の知識も結構必要な場面もあります。例えばパソコンのセットアップ方法ですとか現場のOSがLinuxで、Linuxの知識が必要となる場合などですね。

普通に仕事をしているだけでも結構パソコンの勉強になります。それに加えて自分なりに勉強していけばおそらく大丈夫なはずです。

勉強を続けるコツは自分に絶望しないことです

IT業界って次から次へと新しい言語だったり知識が必要になったりするんですね。

例えば今自分のやっている勉強がちっぽけなことすぎて、本当にこんな勉強やる意味あるのかな、みたいに思ってしまうこともあると思うんですよ。

ですが仕事のできるエンジニアの人って新しい知識をめちゃくちゃ面白がるんですよね。私には新しい知識は単に面倒だなと思う対象でしかないのですが、新しいことが出てきても絶望せずに「なんか新しいやつが出てきた」みたいに思えると、割と楽しく続けていけるのだと思います。私には無理でしたがIT業界を見ていると、新しいものに飛びつける人が成功していると個人的に思いました。

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