どうも、きゃわ@icosoyamaです。28歳です。
大学3年くらいからおそらく就職活動を始めると思うのですが、皆さんは仕事をどういった基準で選んでいますかね。
例えば自分の好きなことや興味のあること、もしくは楽な仕事を選ぶ人もいるかもしれないですね。
私の場合、特にやりたい仕事もなかったのでエンジニアという言葉に惹かれて、エンジニアになったのですが、今思えば仕事の選び方を間違っていたと思います。
私の経験を交えつつ上記について深堀していきますね。
仕事を選ぶ基準がよく分からない大学生は自分にできそうな仕事を選ぶべきです
もしやりたいことも特にないしイメージできない人は、自分にできそうな仕事を選ぶと良いです。
私の経験上、直感的にこの仕事ならできるかな、くらいの仕事を選ぶと割と長続きすると思います。私は大学生の時にエンジニアの求人があったので、なんとなく応募したら内定をもらったのですが、入社してみたら勉強することは多いし仕事は意味不明でめちゃくちゃきつかったという思い出があります。
その後、自分にもできそうな仕事をしようと思って警備員になりまして、その警備員の仕事が精神的にめちゃくちゃ楽だったので3年くらい働いていたんですよね。
仕事はほぼ毎日しなければいけないので、毎日つらい思いをするよりは、自分にできる仕事を選んだ方が精神的にすごく楽だと思うのです。
自分の能力以上の仕事をすべきではない理由
私が未経験でエンジニアになった時の体験を以前「新卒で適応障害になり退職して転職できた話【無理をしない】」で書いたのですが、最悪体だけでなく心まで壊してしまう可能性があるんですよ。
今もエンジニアの求人で未経験歓迎みたいな、謳い文句の求人ってありますよね。まぁ未経験歓迎って求人に書いてあるので、入社するのは比較的簡単なんですよ。ですが入社してからが地獄でして、エンジニアとして食っていきたいとか、そういった生き甲斐みたいのがないとおそらく続かないんですよね。
上記はエンジニアに限ったことではなく、全ての仕事に共通すると思うのです。
自分のできないことを仕事にするって結構苦痛ですからね。未経験歓迎のエンジニアの求人とかでも、会社としては未経験歓迎と謳っていても、実際未経験で入社した新入社員を一から教えるのって面倒ですよね。
会社は人員を増やすために、心地の良いワードで求職者を募集するのですが、実際にその会社で働ている人にとっては、能力の無い人間なんて負担でしかない訳です。
仕事はお金をもらっている以上、能力が無いというのは筋が通らないと思うのです。未経験歓迎なんていう求人でも、結局現場に出れば適当にしごかれてダメになるか、なんとか生き残るのかの2択だと思います。
長続きできる仕事の方が精神的に楽です
仕事に限った話ではないのですが、長続きできることって、個人的にやっていて嫌じゃないことだと思うのです。
私の場合は頭を使う仕事や自分で考えて動かなければいけない仕事って苦手なんですよね。どちらかというと単純作業の方が得意なので、単純作業をやっていて苦に思ったことはない訳です。
ですが人によっては単純作業は全然面白くないっていう人もいますよね。
上記は完全に性格の問題だと思うので、自分の性格や嗜好に合わせて嫌じゃない仕事を選ぶと良いと思うのです。
結局のところ、仕事はすぐに辞めてしまっては収入も安定しないですし、なかなかスキルが身につかないですよね。
無理して嫌な仕事をするよりは、嫌じゃない仕事を長く続けていった方が、将来的にもスキルアップできると思うのです。
それにこれから先何十年も仕事をすると考えた時に、とりあえずストレスを少なくできる仕事をすることはかなり重要なのです。
絶対にやってはいけない仕事の選び方
特にやりたい仕事がないという人は要注意なのですが、間違った仕事の選び方について解説していきますね。
自分の能力以上を求められる仕事
先程も触れましたが、自分の能力以上の仕事は選ぶべきではないですね。
仕事はお金を稼ぐためのものであり、自分の能力を上げるところでもなければ自分のやりたいことをやるところでもないのです。
とはいえ、大学生のうちに自分にできる仕事を見つけるのはおそらく難しいと思います。
スキルがあるのであればそれを活かせる仕事をすれば良いと思うのですが、特に何もスキルが無いのであれば、自分の性格を軸に考えた方が良いですね。
例えば自分が外向的な性格であれば営業などの人と関わる仕事、内向的で人と関わりたくない性格であれば警備員や工場などの仕事が良いです。
私が大学生で就職活動をしていた時は、なんとなく警備員や工場などの肉体労働系の仕事を省いて考えていたのですが、今思うと完全に間違った考え方でしたね。
人には向き不向きがありますし、自分の続けられる仕事をすれば良いのです。周りの人と合わせて、自分の苦手とする能力を求められるところに行く必要はないのです。
激務の仕事や全く給与に反映されない仕事
次に避けるべき仕事は激務の仕事や激務の割に全く給与に反映されない仕事ですね。
例えば薄給でも仕事が楽であれば長続きするので良いと思うのですが、激務の割に月20万しかもらえないですとか、残業代すら出ないみたいなところは当然やめた方が良いですね。
今は会社名で検索すれば会社の情報はほとんど出てきますよね。悪い評判が無い会社なんて無いと思いますが、あまりにも悪い評判が多すぎる会社はやめた方が良いです。
会社の評判って誰が書きこんでいるかは分かりませんが、火のない所に煙は立ちませんので、あまりにも悪い評判が多いところは書き込んであることが真実の場合が多いですからね。
冷静に考えてみて欲しいのですが、個人的に仕事って楽な仕事かお金を稼げる仕事かの2択しかないと思うんですよね。
仕事にやりがいを持つのって正直私には厳しいです。だって仕事って基本的につまらないですからね。会社に所属する以上、自分の意志ではなく会社の意思に沿って動かなくてはいけないので、当たり前ですが自分の思い通りにはならないんですよ。
ですので激務なのに給与が少ないですとか、給与が少ないのにきつい仕事とかって、選ぶべきではないと思うのです。
自分の歩をわきまえつつ努力した方がストレスが少ないです
どうしてもその会社の役員になりたいとか、偉くなりたいなどという願望が無いのであれば、個人的に自分のできる範囲で決して出しゃばらずに仕事をしていた方が圧倒的に楽ですからね。
新入社員として会社に入ると、おそらく最初の研修とかで社会人は何たるかとか色々な教育を受けると思うのですが、ぶっちゃけあんなものは会社に都合の良い人材に教育するためのものなので、会社の研修を全て信じ込んで社会に出てしまうと結構きついと思いますよ。
よく会社の利益を求めて行動しろなんて言われますが、労働者からしたらどのように仕事をサボるかを考えるべきですよね。
変な話になりますが、会社の利益を考えて行動してもそれが自分に返ってくる可能性ってかなり低いと思うのです。会社のためにプロジェクトを成功させたとしても、果たしてそれが給与に反映されますかね。おそらく反映されないと思うのです。
だからといって仕事をしないというのは論外なので、自分のできる範囲で仕事をしたら良いのです。できないことはできないで良いと思いますよ。たまにできない仕事をできますなんて言ってしまう人もいるのですが、それで仕事でミスをしたら全て自分の責任になってしまうので、できないことはできないで良いのです。
もちろんできないことをできるようにする努力は大切ですが、そこまで頑張らなくても良いと思います。
なんというかあまり良くない考え方かもしれないのですが、仕事のことばかり考えるようになると、精神が病んでくるんですよね。なので、できない仕事があってものんびり仕事を覚えていけば良いと思います。
先輩社員から圧を掛けられることもあるかもですが、その先輩社員は何年もその仕事をしているから仕事ができるのであって、ほとんどの場合別に先輩社員の能力が高くて自分の能力が低い訳ではないので心配しなくても良いのです。
ぶっちゃけ大学を卒業したばかりの社会人に仕事ができる奴はいないです
大学3年とか4年くらいの就活シーズンになると、今までだらしなかった人とかも急にちゃんとし出すんですよね。正直私はこの現象が気持ち悪くて仕方がなかったです。
今までだらしなかった奴がいきなりちゃんとした身なりや格好をしたとしても、いきなり優秀な学生になれる訳ではないんですよ。
そしてたとえ優秀な学生でも、社会に出ていきなり仕事ができる人材なんてほとんどいないのです。
なぜかというと、それは学校と会社では求められることが全く違うからです。むしろ学生時代にアルバイトに明け暮れていた学生とかの方が、社会への適応能力は高いかもしれません。
学校では当然学業の成績が重視されますが、会社の場合はなるべく個を無くして集団の中で成果を出すことを求められます。
学校は個人プレーですが、会社って集団戦なんですよ。勉強は自分の思い通りに自分のペースで進められますが、会社の仕事は自分の思い通りにも自分のペースでも進めることはできないのです。
会社の仕事は全て会社の方針に個人が従うのです。
今まで学生だった人が上記のような環境に飛び込んで、いきなり仕事をしろというのがちょっと無理な話かなと個人的には思うのです。
ですので新卒社員のうちは、仕事を頑張るというよりは社会人というものを見極めるくらいの心持ちで良いと思います。
自分が楽だと思う環境に身を置きつつ、努力するのが一番楽だと思う話
ここまで色々と自分の意見を書いてきたのですが、ぶっちゃけ社会人はつらいです。社会人というか、会社はつらいところなのです。
あくまでも上記は私の意見なのですが、つらいところでつらいと嘆くよりは、自分が楽だと思う環境で自分の目標に向けて努力した方が精神的に楽なんですよね。
私は体育会系の思考の持ち主ではないので、つらいことを乗り越えた先に明るい未来があるなんてのは1ミリも思っていないので、面倒なことはとことん楽をして、自分のやりたいことを努力していくのが結果的に自分を楽にしてくれると思うのです。
例えば私の場合はこのブログですね。実は私は今3つ目の会社を辞めて無職でして、次はどうしようかなと考えているのですが、とりあえず生活費だけ会社員として稼ぎつつブログで生計を立てるようになるのが目標なのです。
もちろん上記の目標が叶うかどうかは分かりませんが、私にとって会社はつらいところなので、何としても会社依存から脱却するために色々と努力している訳です。
別に皆さんに努力を押し付ける訳ではないのですが、皆さんがつらい環境に身を置いた時に取れる選択は2つあると思っています。
1つは、そのつらい環境に自分を適応させることです。自分の考え方を全て捨てて、その環境に合わせてしまうのです。個人的にほとんどの会社員の人って自分を上手く適応させているのではないかと思います。
そしてもう1つは、自分の殻に引きこもることです。私は完全にこのタイプでして、やりたくないことはやらないタイプですね。
どっちが良いという訳ではないのですが、私みたいに会社員がつらくてどうしようもなくなったら自分の殻にこもるのもありだということです。
生活費を賄えるくらい稼いで、後は自分の好きなことに没頭する、おそらく普通に会社員として働いている人たちから見れば、かなりリスキーな生き方なのですが、こういった生き方が合っている人もいるのです。
社会に出ると理不尽なことが山ほどあります。別に会社を辞めたからといって、人生が終わる訳ではないので、できるだけ楽して生きないと自分が持たなくなってしまうのです。