正しい姿勢で歌わないと、声が出し辛いです。
今回は、私が長年ボイストレーニングをしてきて分かった、正しい姿勢をまとめていきます。
正しい姿勢とは
まずは、正しい姿勢を作るポイントをまとめていきます。
- 足を肩幅くらいに開く
- 膝を少し曲げて重心を取りやすくする
- 上半身は真っすぐ伸ばす
- 顎を軽く引く
上記を実践すれば、正しい姿勢になるはずです。
補足すると正しい姿勢は、重心がとても重要です。
特に下半身が大切です。
下半身でしっかりと体を支えて、上半身をリラックスさせて歌うイメージです。
注意点として、歌う時に体が動いてしまって、重心を動かすのはあまり良くないです。
強い声を出すためには、下半身で支えることが重要なので、重心が不安定だと、声も不安定になってしまうからです。
出来るだけ立って歌ったほうが良い
体を支える必要があるので、出来るだけ立って歌うのが良いです。
どうしても座りながら歌う場合は、体を前傾姿勢にすると声を出しやすくなります。
普通に座ると、重心が不安定になり、上手く体を支えることができません。
なぜなら、座っているときはお尻や腰で体を支えており、足を使わないからです。
足2本で支えることで、安定した支えを得ることができます。
1点で支えるよりも、2点で支えた方が安定します。
ですが座る時に前傾姿勢にすることで、足に力が入ります。
前傾姿勢にすることで、座りながらでも足を支えにすることができるのです。
正しい姿勢で歌うのは基本です。
基本をしっかりとマスターしていきましょう。