曲によって、歌い方を変えられると、より表現力が豊かになります。
今回は、私が長年ボイストレーニングをしてきて分かった、様々な歌い方で歌えるようになる方法を紹介します。
歌い方の引き出しを増やす
様々な歌い方をするためには、引き出しを増やす必要があります。
皆さんが元々持っている自然な歌い方に加えて、自分で他の歌い方を発掘していかなければならないのです。
歌い方は、単にボイストレーニングをしただけでは身に付きません。
なぜなら、ボイストレーニングは発声を鍛えるものであり、表現力を鍛えるものではないからです。
歌い方の引き出しを増やすということは、表現の幅を増やすということです。
表現の幅を増やすには、様々なものに触れたり、自分で色々考えたりしなければなりません。
ですがそれでは時間がかかりすぎるため、一番簡単な方法を紹介します。
物真似をするのが一番良い
歌手の物真似をしましょう。
プロ歌手はもちろん歌がものすごく上手いです。
歌も上手いですが、個性的な歌い方をしている歌手も大勢います。
自分が上手いと思う歌手や、自分には表現できない歌い方をしている歌手を真似してみましょう。
物真似してみると分かるのですが、サラッと歌っているようなところでも、実際に歌ってみると難しいところがあります。
プロが何気なく使っているテクニックを、物真似することで学ぶことができるのです。
声の出し方だけでなく、口の開け方、姿勢、表情など細かいところもコピーすることで、より歌い方の引き出しを増やすことができます。