どうも、きゃわです。
最近ブログばかり書いているのですが、ふと昔のことを思い出していました。
6~7年くらい前ですが、私が大学3年くらいの時は、就職活動で何をしたら良いのか分からない状態でした。
もしこの記事に、同じような境遇の就活生がたどり着いたときに、少しでも参考になれば嬉しいです。
興味のないことは無理してするな
就職活動シーズンになると、途端に周りに意識が変わりますよね。
今まで金髪だった友達が、黒髪にしてスーツを着て大学に来ていたり、エントリシートの作成に追われていたりします。
そして就活になると、いきなりTOEIC対策する人もいます。
正直今更やったところで、どうにかなるとは思えません。
私自身、大学時代に特にアピールできるような経験も、スキルもなかったので、TOEICを受験したり、ボランティア活動に参加したりしました。
いわゆる、面接対策というものです。
ただ実際に就活が始まると、全く意味がないんですよね。
TOEICの点数を少し上げたり、興味のないボランティア活動に参加したりしたところで、自分のアピールポイントにはならないからです。
TOEICや学校外での活動というのは、面接でアピールしやすいポイントです。
ですが、面接官に少し突っ込まれた質問をされると、返せないんですよ。
例えば、TOEICで800点以上取った人がいるとします。
その人は、面接で自分のアピールポイントを、TOEICで800点取った英語力と答えるでしょう。
ですがTOEICで高得点を取ることは、何のアピールにもなっていないのです。
面接でアピールするべきは「何をやったか」+「何をしたいか」
まず学生で、企業にアピールできるほどの能力を持った学生は、ほとんどいないと考えてください。
私はそこそこ偏差値の高い大学に行きましたが、周りの友人も、とりわけ何かの分野に秀でている人はいませんでした。
そもそも、能力を持った人は就活などしません。
自分でお金を稼げるスキルを持っているのに、わざわざ就職する必要がないからです。
就活をしていると、周りの就活生たちが、自分よりできる人たちに見えてしまいます。
ですが意外と話してみると、皆さんと大差のない人たちばかりです。
学生時代に何をやったかも重要ですが、社会人になるにあたって、これから何をしたいかも同じくらいに重要です。
面接で自己PRやアピールポイントを答えるときに、「なにをやったか」ばかりに固執して、「これから何をしたいか」が答えられない人は多いです。
私も答えられませんでした。
企業が学生に求めている能力は、皆さんが思っている以上に高くはありません。
自分の経験を活かして、これからどのようなことをしていきたいかを、考えるようにしましょう。
自分のやった事を深堀しまくれ
自分の経験を活かして、「これから何をしたいか」を、よく考えてくださいと言いました。
ですが、そもそも学生時代に、人にアピールできるような経験がない方もいるでしょう。
私も、部活は長続きしませんでしたし、バイトもとっかえひっかえしていました。
勉強もあまり熱心な方ではなかったので、就活ではとても苦労しました。
ですが、探してみると自分の好きなことや、毎日継続していることは、意外とあるのです。
何でも良いのです。
新聞を毎日読む、読書をする、ランニングをするなどの、些細なことで構いません。
私の場合は学生時代は、カラオケによく行っていました。
大人数で行くと、ちやほやされるくらいには、上手かったので、割と自信がありました。
しかし、歌が上手いというだけでは、就活のアピールポイントには繋がりませんよね。
当時の私は、自分のアピールポイントが歌の上手さくらいしか思いつかなかったので、初めのうちは、歌が上手いことをアピールポイントとして答えていました。
もちろん、歌が上手いことを面接官に熱心に訴えても、苦笑いされるくらいです。
このままではまずいと思い、何とか歌の上手さをアピールポイントとして、受け取ってもらえる方法を探しました。
自分の能力で仕事に生かせることは何か
年々企業が学生に求める能力は変化していますが、コミュニケーション能力は、どの時代にも必要なものです。
多くの企業が、コミュニケーション能力を採用活動では、重視する項目の1つにしているでしょう。
そこで私は、歌の上手さをコミュニケーション能力に繋げられないかと、考えてみました。
例えば飲み会の後に、職場の人たちと行くカラオケに行く機会は、必ずあります。
カラオケに行ったときに、自分の歌が上手かったら、すごく盛り上がるでしょう。
もしくは、音楽の話題で職場の人たちと、打ち解けられるかもしれません。
こんな事でいいのか?と、思うかもしれませんが、企業は学生の能力よりも、仕事を辞めないかどうかを見ているのです。
明らかに、他人とコミュニケーションが取れなさそうな人が面接で落とされるのは、仕事を辞める可能性が高いからです。
企業が求めるコミュニケーション能力というのは、他人に正確に物事を伝えることです。
相手を論破する能力だとか、言いくるめる能力というのは、必要とはしていません。
仕事をするうえで、基本的なコミュニケーションが取れないと、そもそも仕事が成り立たないのです。
例えば、皆さんは所属部署の先輩からもらった仕事をしているとします。
その仕事をしているときに、更に部署の上司から他の仕事をやってくれないか?と、言われました。
別の仕事をしているときに、上司から仕事を割り振られた場合、上司に対して今はこの仕事をしていますが、どちらを優先したら良いでしょうか?と、聞けるのがベストです。
ですがコミュニケーション能力が低いと、全て「はい」で、答えてしまうため、結果1人で仕事を抱え込むことになるのです。
職場で1人だけ仕事が終わらないのは、嫌ですよね。
自分の状況を、的確に上司に伝えることは、仕事をする上で非常に大切なことです。
上司も、1人1人進捗を把握しているわけではありません。
できないことは、しっかりとできないということが、コミュニケーションを取るということなのです。
まとめ
いかがでしたか。
就活で苦労する人は、ほとんどの場合、アピールするポイントがずれていることが多いです。
皆さんが実際に、その仕事をするときに、どういった姿勢で取り組むのかを想像してみましょう。
仕事をしている自分をイメージしてみると、アピールするポイントも明確になると思います。
それでは。