どうも、きゃわ@icosoyamaです。施設警備員歴4年の29歳です。
私は施設警備員の経験しかないので、誘導業務についてはあまり知りませんが、施設警備員の場合、元々の拘束時間が長いので残業の時間がとても長く感じるんですよね。
上記について私の経験に基づいて深堀していこうと思います。
24時間勤務の現場では仮眠や休憩などの待機時間がたくさんあります
まず、施設警備員の場合24時間勤務といって、1日勤務するような勤務体系のところがあります。もちろん日勤だけという現場もあります。
24時間勤務の場合、大体実働16時間休憩8時間で計24時間勤務にしているところが多いはずです。
そして休憩8時間の内、深夜の仮眠時間が4時間とか5時間くらい確保されているのです。
また何か事案が起きた時に出動するが、それ以外は待機するみたいなポストもあります。
残業に仮眠時間が含まれている場合、拘束時間がとても長くなります
残業の話に戻りますが、例えば18時~翌朝9時までの15時間勤務の場合、仮眠時間も当然含まれることになります。なので、実働が9時間で休憩が6時間(内4時間は仮眠休憩)というケースもあり得ます。
実働が9時間だけなのに、15時間も残らなくてはいけないのって、なんだかおかしい気がしますが、これは警備員の仕事の特性上仕方のないことなのです。
なぜかというと、施設警備員の仕事はその施設を絶え間なく警備することが求められるからです。絶え間なく警備するには、ずっと誰かがその施設にいなくてはいけませんよね。そしているだけではなく、巡回や受付などで異常の有無や、業者への対応をする必要があります。
例えば18時から実働9時間だけやって帰宅するとした場合、深夜3時に誰か交代の人なんて出勤できないんですよね。なので、拘束時間が長くなってしまうのは警備員の仕事の特性上仕方のないことなのです。
おそらく残業で10時間以上は普通に拘束される話
残業にも色々と種類があります。
例えば24時間勤務後に残って勤務する場合や、一度帰宅して再び夕方や夜に勤務する場合です。
24時間勤務後に残って勤務する場合は、ほとんどの場合日勤と同じタイムスケジュールで動くので、そこまで拘束時間は長くないはずです。おそらく9時~18時とかだと思います。サラッと言いましたが、24時間勤務後に残るとか無理じゃねと思う人もいるかもですが、人員不足の現場だとよく起こるのです。
次に夜勤の場合は、現場によって時間が異なります。
例えば先程も言いましたが、18時~9時の場合もあれば、22時~9時なんて場合もあります。いずれにしても夜勤の場合、翌朝に交代者が出勤できる時間まで勤務をしなくてはならないので自ずと拘束時間が長くなりやすいのです。
残り勤務の場合はおそらく9時間くらいは拘束されると思います。夜勤の場合は、おそらく10時間以上は確実に拘束されるはずです。
別の業種だったら10時間も残業なんてできないですよね。
ですが施設警備員の場合、24時間警備しなくてはいけないので、長時間の残業になりやすいのです。