ブランコに乗って落ち込む女性

警備員をすぐ辞める人はおそらくどこかで警備員が楽な仕事だと思ってたんだろうなぁ

ブランコに乗って落ち込む女性

どうも、きゃわです。

私は施設警備員として3年間働いていたことがあります。

警備業界は全体として人の入れ替わりが激しい業界です。

どの業界でも割と同じかもしれませんが、辞める人はすぐ辞めていきますね。

警備員は難しいことを求められる仕事ではありませんが、完璧に仕事をこなそうとすると結構疲れる仕事です。また仕事内容よりも長時間勤務する必要があるので、どちかというと体力勝負みたいなところもあります。

警備員の仕事は楽ではない

両手でバツ印をする女性

最初に言っておくと警備員の仕事は決して楽ではありません。

ネットとかで検索すると警備員は楽だとか警備員になると他の業界に戻れなくなるなどという文章がありますが、個人的には話を盛っているなぁと思います。

ただ他の仕事と比べたときに相対的に楽と感じることはあるかもしれません。

例えばずっと営業をやっていて毎日走り回っていた人が、警備員に転職すると業務量の少なさに驚く可能性はあります。

警備員になる前にめちゃくちゃブラックな経験をしていると、警備員が楽に感じるかもしれませんが、新卒とかあまり仕事の経験がない人が警備員になるとそこまで楽には感じないのではないかと思います。

当たり前ですがただ座っているだけの現場なんてないですよ

施設警備員と聞くとずっと受付で座っているだけみたいなイメージがあるかもですが、当然ずっと座っているだけの現場なんてありませんからね

むしろ現場によってはずっと巡回をさせられるところもあるくらいです

ただ日中はそこそこ忙しいのですが、深夜はそもそも受付に人が来ないので1時間ずっと座っているだけだったみたいな時間はありますね。

ノルマがないので精神的には楽かもしれません

警備員にはノルマとか納期はありません。

全て時間で業務が決められており、例えば以下のようにスケジュールが決められています。

  • 09:00~10:00 受付
  • 10:00~10:30 巡回
  • 10:30~11:30 休憩
  • 11:30~12:30 立哨

時間通りに行動していれば基本的に上司から怒られるなんてこともありません。

決められたことを時間通りにこなすのが警備員にとっては一番大事なことで、仕事で成果を出すことを求められることはほぼ無いので、精神的には楽かと思います。

警備員の仕事が楽かどうかは本人の性格による件

楽しむ男性のイラスト

ただ警備員の仕事に適性があるかどうかは、ぶっちゃけ本人の性格次第かなと思います。

私の場合忙しく仕事をするよりは落ち着いて一つ一つ丁寧に仕事をしたいタイプなので、警備員という仕事は性格に結構合っていました。

逆に仕事中はとりあえず手を動かしたいとかとりあえず動いていないと落ち着かないタイプの人は、警備員の仕事は合わないと思います。

警備員の仕事は決められたことをこなしていれば良いので、受動的な仕事なのです。

例えば受付はお客さんが来なければ暇ですし、巡回や立哨はお客さんから声を掛けられでもしない限り、施設内を見回って終了ですとか1時間立っているだけなんてこともあります。(もちろん立っているだけではなく周辺も警戒していますが)

警備員の仕事は割と人を選ぶ仕事では無いかなと思います。

暇がつらい。何もする事がないのがきつい人に警備員は向いていない

例えば休日に家でゴロゴロするのが苦手な人とかは確実に警備員には向いていないですね。

警備員になると嫌になるほど暇な時間とか深夜の眠気に耐える時間があります

上記の時間を性格的に耐えられないとかなり警備員の仕事が苦痛に感じると思います。

何もする事がない時間を乗り切る術をたくさん持っている人が勝つ

深夜の受付って本当に人が来ないのでやる事がないんです。もちろん勤務中にスマホをいじってはいけないので、ぶっちゃけ何もする事がないんですよ。

受付にドキュメントなどが置いてあることもありますが、現場に長くいるとドキュメント関連は読み尽くしているんですね。

ですので受付内の掃除をしたりだとかちょっと受付の外に出たりして何か異常がないか見回って時間をつぶすのです。

時間をつぶす術を持っている人は警備員は結構居心地が良いのではないかと思います。

私の場合は妄想が好きなので暇な時間はひたすら妄想していましたね。

あまり良くありませんが読書とか会社の事務書類の作成等であれば、誰かに見つかってもそこまで怒られないとは思います。もちろんおすすめはしませんが・・・。

警備員が合わなかったからといって他の仕事が向いていないわけではない

普通に考えれば分かることですが、世間的に楽だ楽だと言われている警備員の仕事が合わなかったからといって、他の仕事ができないことが証明されるわけではありませんよね。

むしろ逆でして警備員の仕事が合わなかったのであれば、全く別の仕事をすれば良いのです。

警備員の暇な待機時間に耐えられなかったのであれば、常にノルマや納期に追われるような仕事をすれば良いのです。

私は今までに2回程転職をしていますが、どんな仕事もやってみなければ分からないなぁと転職する度に思っています。

私の場合目立つのが嫌いなので人前で立哨したり巡回したりする警備員は向いていないかなと思ったのですが、慣れてくると全然恥ずかしくないですし、仕事はやることが決まっているので仕事で迷うことがほとんど無かったのは自分にとても向いていると思いました。

警備員の仕事が合わなければスパッと次の仕事を探してみも良いかもしれません。

ブランコに乗って落ち込む女性
最新情報をチェックしよう!