個人的な話ですが、昔会社に勧められて、秘書検定2級を受けたことがあります。
試験内容もそれほど難しくなく、知識の醸成にも役立ちますので、取得しておいて損はありません。
独学で一発合格は、十分可能ですので、勉強方法を紹介したいと思います。
勉強時間の目安や勉強方法
まず勉強時間は、大体毎日1時間くらいでした。
期間としては、2ヶ月くらいです。
私は、当時社会人でした。
社会人で仕事の忙しい方でも、毎日1時間くらい時間が取れれば、資格の取得は可能です。
最悪、平日が忙しいという方は、休日にまとめて時間を取っても構わないです。
勉強方法は、とてもシンプルです。
上記は実際に使用していた、参考書です。
色々な参考書があったのですが、この参考書はレイアウトがとても見やすいので、勉強している感覚があまりありません。
勉強が苦手な方でも、挿絵が多めにあるので、勉強するというよりは、一つの本を読んでいる感覚でした。
この参考書は、全部で300ページほどあるのですが、
300ページというと、多いように思えるかもしれませんが、秘書検定は社会常識の分野が多く含まれます。
1ページに費やす時間は、大体1分ほどです。
やる気のある人であれば、1日で参考書を1周することも可能です。
基本的には、参考書を反復学習していけばよいのですが、過去問も解いておいた方が良いです。
私も試験2週間前くらいに、過去問を購入しました。
過去問は上記のもので、問題ありません。
この過去問題集は、実際の秘書検定2級の過去問を、5回分収録しています。
私の場合、試験2週間前に過去問を解き始めましたが、参考書を1周したら、1度過去問を解いてみた方が良いです。
というのも、私は過去問を2回分しかやらなかったのですが、実際の試験では、過去問から出題される問題が多くありました。
少し問題文や選択肢は違いますが、問われている内容は過去問と同じ問題が、割と多くみられました。
過去問は、解いておいて損はないです。
出題範囲
軽く出題範囲についても触れておきます。
秘書検定2級は、理論と実技の2つに分けられています。
実技といっても、実際に何かやるわけではありません。
理論も実技、どちらも筆記試験です。
理論と実技で異なるところは、理論は選択式に対して、実技は記述式になります。
ここで注意しなければならないのが、理論と実技どちらとも60%以上の正解率で、合格となります。
どちらかが、60%以下になってしまうと、不合格になりますので、広く浅く勉強するのがコツです。
私は一発合格しましたが、実技の方は簡単でした。
記述式といっても、語句の意味を問う問題や、「以下の語句を丁寧語に変換しなさい」のような問題なので、普通に勉強すれば6割を切ることはありません。
意外に理論の方が難しいです。
選択式なのですが、ものすごく微妙な選択肢があるんですよね。
理論の選択肢の中には、明らかな間違いとは言えない解答も含まれています。
参考書を解いていくと、秘書検定の問題の考え方が分かってくるのですが、秘書検定の問題は、より正解に近い選択肢を選ぶのがコツです。
正直理論の問題に関しては、解説を見ても納得できないものもいくつかありました。
ですが、秘書検定の考え方に自分も合わせることが大切です。
合格率
合格率は大体60%と、言われています。
詳しい情報は、日本資格取得支援サイトに、過去の合格率がまとめられていましたので、そちらを参考にしてください。
合格率から見ても、秘書検定2級は、そこまで難しい試験ではありません。
合格証明書が欲しい場合は、1通500円で取得することができます。
学生にも社会人の方にも、比較的簡単に取得できる資格です。
一般常識も自然と身に付きますので、ぜひ取得しておきましょう。