エッジボイスという声の出し方をご存知ですか?
エッジボイスは、声帯をしっかりと閉じた状態で発声します。
イメージとしては、「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」という、少し声を歪ませた様な音です。
今回は、私が長年ボイストレーニングをして分かった、エッジボイスの出し方をまとめていきます。
ポイントは喉を狭めること
エッジボイスは、声帯をしっかりと閉じることが重要です。
声帯の閉じ方を簡単に説明します。
喉を狭めるようにして、喉をきつく締めましょう。
喉を締めたときに、「あ”あ”あ”あ”」と声に濁点がつくような、歪むところを探します。
喉の締め具合によって、声が変化しますので、エッジボイスが出る喉の締め方を体に染み込ませましょう。
注意点として、あまりにもきつく喉を締めすぎると、金切り声になってしまいます。
初めは低い声から始めよう
練習するときは、低い声から始めるのがベストです。
自分の出しやすい音域で練習を始めましょう。
低い声でエッジボイスが出せたら、徐々に高くしていき、どの音域でも出せるようにしましょう。
歌う時に全てエッジボイスを使うことはありませんが、随所にエッジボイスを混ぜることで、色々な感情表現ができます。
初めのうちは練習しすぎると、喉を痛めることもありますので、喉に痛みを感じたら、すぐに休息を取るようにしましょう。