歌がうまく聞こえないのは発声よりも発音の問題!?


今回は歌における発音について、書かせていただきたいと思います。

私は、かれこれ10年ぐらい独学でボイストレーニングなどを行ってきておりますので、私の経験を踏まえた内容となっております。

発音とは?

 

落ちる雫

 

そもそも、皆さんは発音をどのように理解していますか?

 

日本語の「さ」という音、きちんと発音できますか?

 

英語に堪能な方などは理解しやすいと思いますが、日本語の「さ」は、[sa]という二つの音に分けられます。

 

ここで意識してほしいことは、「さ」という音を1音ではなく、2音と捉えてほしいということです。

 

そして、この[sa]という音は


s→子音


a→母音

に分けることができます。

 

 

子音と母音

子音と母音の説明をします。

 

まず、母音とは[a],[i],[u],[e],[o]のことです。
日本語では「あ」,「い」,「う」,「え」,「お」です。

 

子音とは、日本語でいうと、母音の前についている音のことです。

 

「さ」行で考えるならば、[sa]
母音の[a]の前についてある[s]のことです。

 

歌う際には、子音と母音をしっかり切り離して発音することが重要です。

しっかり発音することの重要性

子音と母音を切り離して発音することで得られるメリットをご紹介します。

 

1つは、滑舌がよくなるということです。

 

滑舌が悪い人の特徴として、子音が弱いという傾向があります。また、日本人全体の特徴として、日本人はあまり子音と母音を意識する人がいません。

 

そのため、外国人からすると日本人の英語は聞き取りづらいそうです。

 

しかし、子音の発音を意識することで、歌詞を聞き取りやすくすることができます。

 

2つ目のメリットは、リズムが良くなるということです。

 

リズムが良くなるというのはかなり漠然とした表現ですが、今まで「さ」と1音で発音していたものが、[sa]と、2音で発音するということは、リズムがそれだけ多くなるということです。

 

リズムが多くなるということは、1フレーズごとに発音しなければならない音が、単純計算で約2倍に増えるということです。

 

そのため、リズムが今まで以上に細分化されます。なので、リズムが単調で、歌にグルーヴ感がなくって困っているといった人は、子音と母音を意識して発音することを強くおすすめします。

 

最後に、3つ目のメリットは、歌が前に出てくるということです。

 

私も何度も経験したことですが、録音した自分の歌声が前に出てこないという経験をお持ちの方は多々いらっしゃるかと思います。

 

初めは私も、発声が悪いという風に思っていたのですが、(もちろん発声が未熟の場合も考えられますが)録音した時に、歌詞がうまく聞き取れないということに気づきました。

 

そこから、私は発音のほうに目を向けることにしました。

 

そこで、気づいたことですが、普段私たちが話している日本語はかなり曖昧な発音ということです。

 

子音がうまく発音できていなかったり、はたまた母音が聞こえなかったりと、日本人なのに日本語の発音がかなり適当だったということに気が付きました。

 

しかし、子音と母音を意識して発音することで、かなり聞き取りやすくなりますし、プロの歌手までとはいきませんが、かなり歌声が前に出てきてくれるようになりました。

 

声が前に出てこないという悩みは、もちろん声質も大きく左右するところですが、発音を修正するだけでもかなり違いが出てきます。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は発音のみに絞って紹介しました。次回以降は発声や声質についても触れていきたいと思っています。

 

それではまた~

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